村上春樹の名作「パン屋再襲撃」がショートムービーになって公開中!

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村上春樹の名作「パン屋再襲撃」がショートムービーになって公開中!

『神の子どもたちはみな踊る』(公開中)や『ノルウェイの森』(12月11日公開)など、この秋から冬にかけて、村上春樹の小説を映画化した作品が続々と公開されているが、もう1本、村上作品が原作のショートムービーがあるのをご存知だろうか? それが、現在ブリリア ショートショート シアターの11月プログラムとして上映中の短編作品『パン屋再襲撃』だ。

「パン屋再襲撃」は、1989年に文庫化された短編小説及びそれを表題にする短編集で、結婚したばかりの夫婦が夜中に激しい空腹に襲われ、状況を解決するためにマクドナルドを襲撃するという、なんとも破天荒な物語だ。映画版では、気鋭の監督として注目されるカルロス・キュアロンの指揮のもと、『ハート・ロッカー』(08)のブライアン・ジェラティと『スパイダーマン』シリーズのキルスティン・ダンストが主人公夫婦を演じ、奇妙な世界観を作り出している。

ちなみに同プログラムには、本作の他にも『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(公開中)の監督サム・テイラー=ウッドが手がけるラブ・ロマンス『ラブ・ユー・モア』など、魅力的な作品がめじろ押しだ。短いものだと約5分、最長のものでも約25分と、いずれも気軽に見られる作品ばかりなので、2時間超えの映画に胸焼け気味の人は、是非一度、本プログラムをご覧になってみてはいかがだろうか。【トライワークス】

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