横浜流星の涙が頬を伝う…体当たりなチアシーンも詰まった『チア男子!!』本予告解禁
『桐島、部活やめるってよ』で旋風を巻き起こした直木賞作家の朝井リョウが、実在する男子チアチーム“SHOCKERS”をモデルに大学在学中に書き上げた「チア男子!!」。これまでアニメ化や舞台化されてきた本作が実写映画化、5月10日(金)から公開される。このたび予告編が解禁された。
物語は、道場の長男として幼い頃から柔道を続けてきた大学1年の晴希がけがをきっかけに柔道をやめ、親友の一馬とともに男子チアチームの結成を目指すところから始まる。悩みや葛藤を抱えながらも仲間を集め、チアリーディングの楽しさを徐々に覚えながら集まった仲間とともに7人で成長をとげていく。初のステージである学祭への出場も決まって順風に思われたその矢先、一馬が辞めたいと言いだし、それぞれの悩みや葛藤が一気に溢れ出して7人の間に亀裂を生んでしまう…。
晴希を演じるのは、昨年は『兄友』『虹色デイズ』と2本の長編映画に主演するなど実績を重ね、現在放送中のドラマ「初めて恋をした日に読む話」でも好演を見せている横浜流星。そしてW主演として晴希の親友・一馬を演じるのは『一礼して、キス』(17)の主演で注目を集めた中尾暢樹。チアチーム“BREAKERS”のメンバーには、浅香航大、瀬戸利樹、岩谷翔吾、菅原健、小平大智が名を連ね、3か月を超える徹底的な練習で本格パフォーマンスを魅せる。監督には91年生まれの若手・風間太樹が長編初監督に抜擢され、出演者、監督ともに平成世代かつ20代という、まさに若き才能たちが結集。
予告編内では、阿部真央が練習や撮影の見学、風間監督との打ち合わせなどを経て、本作のために書き下ろした主題歌「君の唄」が流れ、俳優陣が体当たりで挑んだパフォーマンスを盛り上げている。
新元号のはじまりとともにやってくる、“平成世代”が結集して作り上げた力作の完成を、期待して待ちたい。
文/編集部