『ブレードランナー』から20周年の「∀ガンダム」まで!巨匠のアートワークが東京に大集合
カーデザインのほか、『ブレードランナー』(82)をはじめとする数々のSF映画にも携わり、独自の世界観を築いてきたインダストリアルデザイナーのシド・ミード。そんな、多くのクリエイターに影響を与えてきた巨匠の作品を展示する「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」が、東京・アーツ千代田3331にて4月27日(土)より開催される。
“ビジュアル・フューチャリスト”として、数々の未来的デザインを手掛けてきた彼のアートワークから、世界初公開を含む150点を、4つのセクションに分けて展示するこのイベント。
「PROGRESSION」では、彼の60年のキャリアの膨大なアーカイブからミードが自薦した自動車や建物、宇宙などをデザインしたオリジナル作品をピックアップ。「The Movie Art」ではその名の通り、彼が初めて関わった『スター・トレック』(79)や『エイリアン2』(86)、『ブレードランナー2049』(17)など、映画で手掛けたデザインスケッチやイラストレーションが公開される。
また、商業施設やプロダクトデザインなど日本においても幅広く活躍したミード。「TYO Special」では、そんな日本でのプロジェクトにフォーカスし、アニメからは『YAMATO 2520』(94)の設計図やイラストレーションを展示。さらに、ミードがメカニックデザインとして携わり、本年で20周年を迎える「∀ガンダム」からも、モビルスーツのデザインやポスターアートなど、ファン垂涎の貴重な資料が並ぶ。
「Memories Of The Future ―Matsui Collection」では、画集「シド・ミード ムービーアート」で翻訳監修を担当したシド・ミード研究家、コレクターの松井博司のコレクションを公開。これまでお披露目されなかった多数の資料を見ることができる貴重な機会となっているのだ。
前売り券が販売されており、前売り限定となる特別仕様のパンフレットやポストカードなどのセットでも発売中。ぜひこの機会に、映画や日本のアニメとの関わりも深い彼の世界を、のぞいてみてはいかがだろうか。
期間:4月27日(土)〜5月19日(日)
会場:アーツ千代田3331
料金:前売券一般 1,800円
当日券一般 2,000円/学生(大学生・専門学校生以下)1,000円/小学生以下無料
URL:sydmead.skyfall.me