「シティーハンター」北条司が実写映画“総監督”に初挑戦!『エンジェルサイン』製作スタート
興行収入13億円を突破し、観客動員100万人に迫る勢いで大ヒット公開中の『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』で再び注目を集める人気漫画「シティーハンター」や「キャッツ・アイ」などで知られる漫画家、北条司が初めて総監督を務める実写映画『エンジェルサイン』の製作が開始されたことが発表された。
本作は「言葉の壁」を取り払った世界最大級の漫画オーディション「サイレントマンガオーディション」に寄せられたストーリー数編と、北条自身によるオリジナルストーリーを加えた“愛のものがたり”。北条は第1回から同オーディションの審査員を務めており、過去には最終回を迎えたばかりの月9ドラマ「トレース 〜科捜研の男〜」の原作者である古賀慶などを輩出。若き漫画家の登竜門として注目を集めている。
今回の企画を立ち上げたのは「週刊少年ジャンプ」時代に北条と数々の人気作を作り上げた、ジャンプ5代目編集長の堀江信彦。北条をはじめ「北斗の拳」の原哲夫らと共に出版社を立ち上げ、後進の育成にあたるためサイレントマンガオーディションを主催。そんな堀江の想いに共感した北条が、本作で総監督を務める運びとなった。
漫画家デビューから今年で39年を迎える北条は、初めての実写映画挑戦について「マンガを描くのとは違い、映画制作はとても新鮮です。気を引き締め、粛々と臨んでいきたいと思っています」とコメント。果たしてどのようなストーリーが紡ぎ出されるのか。キャストや公開時期など、続報に注目したい。
文/久保田 和馬
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