「おジャ魔女どれみ」の新作映画『魔女見習いをさがして』2020年公開決定!AnimeJapanで発表
東映アニメーション制作のオリジナル魔法少女アニメシリーズ「おジャ魔女どれみ」の20周年を記念したステージイベントが3月23日、東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2019」にて行われ、本シリーズのオリジナルスタッフらによる映画『魔女見習いをさがして』(2020年公開予定)の製作が発表された。イベントには、千葉千恵巳(春風どれみ役)、秋谷智子(藤原はづき役)、松岡由貴(妹尾あいこ役)、宍戸留美(瀬川おんぷ役)、宮原永海(飛鳥ももこ役)、プロデューサーの関弘美が出席した。
「おジャ魔女どれみ」は、99年にテレビアニメ第1期がスタートし、00年には第2期「おジャ魔女どれみ♯」、01年には第3期「も~っと!おジャ魔女どれみ」、02年には第4期「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」が放送された人気シリーズ。主人公の春風どれみが、魔女見習いの仲間たちと共に成長していく姿を描く。
新作映画『魔女見習いをさがして』は、監督を「おジャ魔女どれみ」「美少女戦士セーラームーン」「ARIA」「HUGっと!プリキュア」の佐藤順一と鎌谷悠、脚本を「おジャ魔女どれみ」「ハートキャッチプリキュア!」の栗山緑、キャラクターデザインと総作画監督を「おジャ魔女どれみ」「蟲師」「僕のヒーローアカデミア」の馬越嘉彦、作画監督を「輪るピングドラム」「蟲師」、映画『同級生』(16)の中村章子が務める。
千葉が「(魔女見習いが)いっぱいいる!増えてる」とお披露目となったビジュアルのシルエットに触れると、プロデューサーの関は「おジャ魔女が増えていますが、間違いなく皆さんも出てきます」と声優陣に語りかけ、「テレビでは3〜8歳くらいまでの女の子をターゲットに作ってきました。それから20年経って、大人になった皆さんと一緒に“どれみの世界”を作っていきたいと考えた。オリジナルメンバーのスタッフも賛同してくれました」と展開について説明した。
「鋭意制作中」とのことで、登壇者陣が「一緒におジャ魔女たちを、探しにきてくださーい!」と声を上げると、会場も「行きまーす!」と大盛り上がり。千葉は「皆さんとワクワクドキドキしながら、25周年、30周年と頑張りたい」とさらに意気込んでいた。
取材・文/成田 おり枝