“ボヘミアン”の次はこれ!エルトン・ジョンの半生を描くミュージカルが日本上陸決定
『ボヘミアン・ラプソディ』(公開中)で製作総指揮を務めただけでなく、ブライアン・シンガー監督の降板後に“監督代行”として作品を完成へと導いた立役者デクスター・フレッチャー。彼がメガホンをとり、今度はエルトン・ジョンの半生を描き出したミュージカル『ロケットマン』が2019年に日本公開されることが決定した。
本日3月25日に72歳の誕生日を迎えたエルトン・ジョン。これまで発表したシングルとアルバムの全世界総売上は3億枚を超え、音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞。「ローリングストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト100組」にも選ばれるなど、デビューから半世紀にわたり常に音楽界のトップを走り続ける伝説的ミュージシャンだ。
そんなエルトン役を本作で演じているのは「キングスマン」シリーズのエグジー役などで知られるタロン・エガートン。大ヒットを記録したアニメ映画『SING/シング』(16)の劇中でもエルトンの名曲「I'm Still Standing」を披露し甘い歌声で世界中を魅了したタロンが、本作では徹底的なボイストレーニングを重ね吹替えなしで歌唱シーンに挑んでいる。
またエルトンの創作パートナーであったバーニー・トービン役には『リトル・ダンサー』(00)のジェイミー・ベル。エルトンの母シーラ役には「ジュラシック・ワールド」シリーズなどのブライス・ダラス・ハワード。のちにクイーンを見出す音楽プロデューサーのジョン・リード役には人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデンと、実力派キャストが集結。
さらに「キングスマン」シリーズを手掛けたマシュー・ヴォーンと、エルトン本人が製作に参加するなど超豪華布陣が実現した本作。誰もが一度は耳にしたことのある世界的大ヒット曲に乗せて描き出される豪華絢爛なミュージカルが、日本中に大旋風を巻き起こすことだろう。続報に要注目だ!
久保田 和馬