ウェディングドレス姿の松井玲奈が「マリッジブルーです」と告白!佐伯大地もタジタジ
人工知能研究者の黒川伊保子によるベストセラーを原案として連続ドラマ化&映画化した『女の機嫌の直し方』(6月15日公開)で、松井玲奈と佐伯大地が結婚式で揉める新郎新婦役を演じている。結婚式場で巻き起こる数々の男女トラブルを描く本作だが、劇場版ではついに“嫁姑バトル”が勃発。撮影現場を訪ねてそのバトルシーンを目撃すると共に、松井と佐伯にインタビューを敢行。松井は新婦役の気持ちに寄り添うあまり「マリッジブルーになった」、新郎役の佐伯は「松井さんは本当にウェディングドレスが似合う。ものすごくかわいらしい姿なんですが、僕はめちゃくちゃにらみつけられてしまいます」と妻と母との間で板挟みになる心境を語るなど、もめるカップル役の裏側に迫る。
“嫁姑バトル”の迫力に、監督も「すごい!」と大満足
黒川が、脳科学やAIの知見に照らして“男性脳”と“女性脳”の違いを論じた同名書籍を原案に、ドラマ&映画化した本作。結婚式場で起きるトラブルと重ね合わせて、「なぜ女性は不機嫌になるのか?」「どうして男性はわかってくれないのか?」といった双方の抱える謎を、大学でAI研究をしているヒロイン(早見あかり)が解き明かしていくストーリーだ。
劇中では、新婦の茉莉(松井)と、新郎の悠(佐伯)、悠の母親である晴美(朝加真由美)が、お色直しのドレスが原因で大げんかに。「どうしても着たいドレスがある」という茉莉。「家のしきたりを守って、着物を着てほしい」という晴美。「言ったよね!?」と2人から責められて、「じゃんけんで決める?」ととんでもない提案をしてしまう悠…。自分の想いを訴えようとする茉莉の必死さ、「結婚は家と家がするもの!」と叱る晴美の迫力には、有田駿介監督も「すごい」と大満足の表情。また佐伯の困り顔には、スタッフ勢も笑いをこらえるのに必死で、カットがかかるや、共演者の早見や平岡祐太からも笑い声が上がっていた。
「茉莉の気持ちを考えすぎて、結婚したこともないのにマリッジブルーです(笑)!」(松井)
松井は、新婦役として、ウェディングドレスやカラードレスなど華やかな衣装にトライ。ピュアな輝きを放っているが、「体が締め付けられるし、身動きが取れなくて大変なんです。誰かの手を借りないとどこにも行けない」と苦労も多い様子だが、ウェディングドレスで撮影期間を過ごすことに「貴重な経験をさせていただいています」とニッコリ。なんと「いろいろと妄想して、マリッジブルーになってしまったんです」と告白する。「なぜ最近ソワソワしたり、モヤモヤしているんだろうと思ったら、マリッジブルーかもしれないと思って。調べてみたらその項目にすべて当てはまるんです。茉莉の気持ちを考えすぎて、結婚したこともないのにマリッジブルーです(笑)!」。
それだけ役柄に共感しているということだが、「作品に関わっているみんなで『こういうことある!』『すごいわかる!』と男女の脳の違いについて話したり、同じ気持ちになって作品に臨めるのは、すごいこと」と充実の表情を見せる松井。「茉莉のように結婚式を挙げる時でも、女性にとっては、そこにたどり着くまでの過程がとても大事。それまでたくさん準備をして、積み重ねてきたことも大事にしたいのに、夫の悠はなかなかその気持ちをわかってくれないんですよね。そのズレは、とても興味深いです。劇場版では、男性が、嫁と母という“2人の女性の機嫌”をどう直すかが見どころです。きっと幸せな姿を見せられると思いますので、茉莉の表情にも注目してほしいです」と話していた。