北村匠海、小松菜奈、吉沢亮が共演!直木賞作家・西加奈子の「さくら」が映画化
「サラバ!」で第152回直木賞を受賞した作家、西加奈子が2005年に発表したベストセラー「さくら」。このたび同作が『太陽の坐る場所』(14)や『無伴奏』(16)などの矢崎仁司監督のメガホンで映画化されることが決定した。
本作はごく普通の家族が絶望の中から希望を紡ぎだす姿を、やさしいユーモアを交えながら描く物語。ハンサムで人気者な長男の一と、異常なまでに一を愛する容姿端麗で破天荒な妹のミキ。そして平凡な次男の薫。ある日、一が交通事故に遭ったことから、風変わりだけど幸せな家族の運命が大きく変わっていくことになる。
薫役を演じるのは『君の膵臓をたべたい』(17)で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『十二人の死にたい子どもたち』(19)や『君は月夜に光り輝く』(公開中)など話題作への出演が相次ぐ北村匠海。そしてミキ役には『さよならくちびる』(5月31日公開)が控える小松菜奈、一役には「銀魂」シリーズや『キングダム』(4月19日公開)の吉沢亮と、いまをときめく実力派俳優が集結。
『きいろいゾウ』(13)、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(14)、そして現在公開中の『まく子』に続いて4作目の映画化となる西の著作。まさに西の原点とも呼べる本作が、詩情あふれる作風で国際的評価も高い矢崎監督と注目の俳優たちがどのように体現してくれるのか楽しみだ。『さくら』は2020年初夏に公開される。
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