アベンジャーズを救うのはこの男!最強のヒーロー、ソーの波乱万丈な数年間をプレイバック
刻一刻と公開の瞬間が迫ってきたマーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』(4月26日公開)。すでに全米では前売りチケットが前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の5倍の売り上げを記録し、公開2週間前でありながら完売が続出。オープニング3日間で2億5000万ドル以上の興行収入を叩き出した前作を大きく上回る、驚異的な興行成績が打ち立てられることへ大きな期待が集まっている。
前作で最凶最悪の敵・サノスによって人類の半分が消し去られ、最強チーム“アベンジャーズ”も崩壊。そんななか、大逆転の希望を託されているヒーローの1人が、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の中でも最強との呼び声高いソーだ。
アイアンマンとキャプテン・アメリカと並び“ビッグ3”と称されるほどの超重要キャラクターであるソー。雷のパワーを操ることができ、その屈強な肉体と武器である究極のハンマー“ムジョルニア”で多くの敵を一網打尽にでき、MCUの中でも一目置かれるほどの存在ではありながら、彼が歩んできた道のりはあまりにもシビア。そんなソーの“踏んだり蹴ったり”なこれまでを一気に振り返ってみたい。
MCU初登場を果たした『マイティ・ソー』(11)でソーは、傲慢な性格から神の国アスガルドの王である父オーディンによってパワーを奪われ、地球へと追放されてしまう。その一連の黒幕が義弟のロキであると知った彼は、たった1人の兄弟と死闘を繰り広げることになり、彼を宇宙の彼方へと消し去ることに。その後『アベンジャーズ』(12)では死んだはずのロキが地球侵略を目論見、その暴走を止めるため地球へと駆けつけ、同じアベンジャーズのアイアンマンやハルクと戦う羽目に。
また地球で出会った最愛の女性ジェーンがヴィランの標的にされたり、両親の死を経験したり、さらには実の姉である死の女神・ヘラによってムジョルニアを木っ端微塵にされ、惑星サカールへ吹っ飛ばされ、独裁者グランドマスターへ売り飛ばされて囚われの身に。そして、しまいにはヘラを倒すためやむを得ず故郷アスガルドを破滅させるという究極の選択を決意することになるという、あまりにも波乱万丈な人生を送ってきた。
かろうじてヘラの脅威を封じ込め、アスガルドの民たちと一隻の宇宙船に乗って明るい未来へ向かって歩みだした矢先、目の前に現れたサノス。親友ヘイムダルや義弟ロキ、そしてアスガルドの民を半分失う非常事態のなか「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のメンバーに救われたソーは、ムジョルニアを超えるアスガルド最強の武器ストーム・ブレイカーを手にサノスへのリベンジを誓う。しかしサノスに大きな傷を与えるものの計画を阻止できず、さらに多くの仲間を失うことに…。
義弟の裏切りから始まり、まるでシェイクスピア悲劇のような数年間を過ごしてきたソーが培ってきたのは様々なことにめげない精神力と芯の強さ、そして仲間思いの高潔で純粋な心にほかならない。“アベンジャーズ”とは正義のための復讐をする者たちのこと。はたして最新作で彼は仲間たちとともに、強敵サノスにどのような“アベンジ(復讐)”を繰り出すことができるのか。その衝撃の結末を、しっかりと目に焼き付けたい。
文/久保田 和馬
【『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』上映予定】
★宮崎県
4月13日(土) えびの市 えびの市文化センター
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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
オリジナル アウターケース付きMovieNEX発売中(4200円+税)
https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw/home.html
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https://www.disney.co.jp/studio/news/20190327_04.html