「LOTR」ファン歓喜!フロド役の浪川大輔がナレーションをする『トールキン 旅のはじまり』特別映像が到着
世界中で大ヒットを記録した冒険ファンタジー「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの原作者、J・R・R・トールキンの前半生を描く『トールキン 旅のはじまり』が、今年8月から公開される。このたび、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで主人公であるフロドの日本語吹替えを担当した、声優の浪川大輔がナレーションを務めた予告映像とポスターが到着した。
イギリスの田園で母と弟と暮らすトールキンは、母の急死により12歳にして無一文の孤児になってしまう。母の友人モーガン神父はトールキンの身を案じ後見人になることに。その後、名門キング・エドワード校に入学すると、はじめて心許せる3人の親友や、生涯をともにしたいと願う女性エディスとの出会いがあった。しかしぼっ発した世界大戦が、大切な人たちの絆を奪っていく…。
「指輪物語」や「ホビットの冒険」を著した作家トールキンを演じるのは、『女王陛下のお気に入り』(公開中)や「X-MEN」シリーズのニコラス・ホルト。彼の妻となるエディス役には、『あと1センチの恋』(14)のリリー・コリンズが紛する。
到着した予告映像では、トールキンが過ごした親友たちとのかけがえのない日々、そして運命の人となるエディスとの出会いが戦争によって引き裂かれていく様子が描かれる。さらに、煙の姿をした怪物や炎を吐くドラゴンが登場し、トールキンの想像力が豊かなことを表しており、壮絶な体験を経てもなお、なぜトールキンが壮大な物語の執筆に意欲を燃やしたのかが暗示されたものとなっている。
そして、予告映像のナレーションを「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの日本語吹替え版で主人公フロドの声を務めた浪川大輔が担当する。浪川は今回のオファーについて「『ロード・オブ・ザ・リング』は僕にとって転機となる作品だったので、時間がたってもまたこのように携われるのは幸せですし、非常に光栄です」と喜びをあらわにした。
さらに浪川は本作への印象を聞かれると「『ロード・オブ・ザ・リング』を生み出した原点を描いていて、作品のなかにオマージュもあると伺い、とても楽しみです。早く映画館で観たいです!」と期待たっぷりのコメントを寄せている。また、収録の感想について「今回久しぶりに、“あの時”の気持ちに帰って演じました」と振り返るなど、映像とともに浪川の“声”にも注目してほしい。
トールキンがいかにして壮大な物語を執筆するにいたったのか、そのカギが描かれている本作。ぜひ、劇場でその答えを確かめてほしい。
文/編集部