X-MEN最強メンバーのダークサイドが暴走!全人類を滅亡に導く最強の敵が覚醒する
2000年にシリーズ1作目が公開されて以来、世界を熱狂させてきた『X–MEN』。人間との共存を目指して悪と戦うミュータント集団の戦いのドラマは、世界中で大ヒットとなり多くのシリーズ作品が作られたほか、『ウルヴァリン』や『デッドプール』といったスピンオフ作も製作され、作品世界は広がり続けてきた。
そんな人気シリーズが、現行のキャストでは最後となる『X-MEN:ダーク・フェニックス』(公開中)。X–MEN史上最もエモーショナルなドラマを、最大スケールで描き出す!
本作の鍵を握るのは、テレパシーやサイコキネシスの能力を持つも、若さゆえに不安定なところもあるX–MENの主要メンバー、ジーン・グレイ。宇宙でのミッションの最中にアクシデントに見舞われた彼女の中で、ダークサイドの人格“ダーク・フェニックス”が目を覚ます。そしてそれは、X–MENのみならず、人類をも危うくする脅威になる。ジーンはX–MENのなかでも図抜けたパワーを持っており、決して敵に回してはいけないキャラクターだ。
そんな彼女がX–MENの脅威となってしまうのだから、物語がドラマチックにならないはずがない。ジーンの暴走が招くX–MENの内部分裂、謎に満ちたヴィランの暗躍が、観る者をハラハラさせる。
長年にわたってシリーズの脚本・原案・製作を手掛けてきたサイモン・キンバーグ監督の演出のもと、ジェームズ・マカヴォイなど豪華キャストが結集。シリーズ最大級の驚くべきクライマックスを観逃すな!
文=有馬楽【月刊シネコンウォーカー編集部】
作品情報へ