浜辺美波、福原遥の迫力に「怖いくらい豹変していた」と驚き!
河本ほむら原作、尚村透作画による人気コミックを連続ドラマに続いて実写映画化した『映画 賭ケグルイ』の初日舞台挨拶が5月3日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、浜辺美波、高杉真宙、森川葵、池田エライザ、福原遥、伊藤万理華、松田るか、英勉監督が登壇。振り切った演技にトライした福原が「最初、お芝居する時は怖かった」と緊張もあったことを告白。浜辺は「怖かったくらい、豹変していた」と福原の熱演を大絶賛した。
“ギャンブルの強さ”のみが自身の階級を決める私立百花王学園を舞台に、浜辺演じる謎多きJKギャンブラー蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)の壮絶なギャンブルバトルを描く本シリーズ。劇場版では、原作者の河村ほむらが原案・監修として参加し、綺羅莉率いる生徒会に挑む夢子たちに対し、“非ギャンブル、生徒会への不服従”を謳う反生徒会組織「ヴィレッジ」の存在が明らかとなる。福原は「ヴィレッジ」の幹部、歩火樹絵里(あるきびじゅえり)役を演じている。
ここまで振り切った役柄は初めてだという福原は「最初、お芝居する時はすごい怖かったです」というものの、「シーズン1を視聴者として楽しんでいたので、現場に行って感動がすごかった。同じ世界に立って、役としてちゃんと皆さんとお芝居をしたいなと思った。途中からは緊張や恐怖もなく、楽しんでできた」と充実の表情。浜辺は「パンチの効いたキャラクターになっていった」と福原の熱演を振り返り、「怖かったくらい、豹変していた。見どころのひとつになっている。劇場で観てほしい」とその迫力に驚いていた。
また新元号の令和を迎えたことから、「令和にやってみたいこと」を明かす場面も。浜辺は「“初めての丸々”みたいなことに、ひとりで挑戦してみたい」と口火を切り、「値段とかをネットで調べないで、ひとりで小料理屋さんに入るとか。カフェでご飯を食べてみるとか、やったことがない。そういうことをちょくちょくやって、いつかはひとりで旅行に行けたら」と“おひとりさま”にチャレンジしてみたいという。
福原は「ちょっとかぶっちゃう」とはにかみ、「ひとり旅で海外に行ってみたい。なかなかひとりでどこかに行くとかできないので」とニッコリ。「小さなころからスイスが好きで、シルバニアファミリーとか好きで集めていた。そういう国に行ってみたい」とキュートな表情をのぞかせていた。
取材・文/成田 おり枝