黒木メイサ、木村拓哉の全国14ヶ所のワープに「うらやましい限り」
12月1日に封切られ、お正月映画No.1ヒットの呼び声も高い人気SFアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の実写版映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』。本作の舞台挨拶が12月4日にTOHOシネマズ日劇で開催され、木村拓哉、黒木メイサ、山崎貴監督が登壇。緊張して挨拶した黒木は、木村たちに突っ込みを入れられ、会場は笑いに包まれた。
この日は、愛嬌たっぷりのアナライザーの登場を皮切りに、ヤマトキッズのブラスバンドチームによる「宇宙戦艦ヤマト」の演奏もなされ、観客もゲスト陣も高揚感いっぱいの様子。世界配給が各国で決定した『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の航海は順風満帆で、木村は「嬉しくてしょうがないです。ブログを見てたら、朝5時に今から家を出て『ヤマト』を見に行きます、とあって。皆さんの生活に『ヤマト』が侵入しているなと実感しました」と喜びをあらわにした。
その後、登壇したキッズふたりからゲスト陣に質問が。「グリーンバックなのに、どうして上手な演技ができたんですか?」という質問に木村は「みんながブラスバンドの練習をする時、先生が教えてくれるでしょ。この監督は、細かい言葉よりも『もっとそのトランペットをスバババとか、アルトホルンにズギュンときてもらって』といった指導をしてくれました。前もって用意してくれた映像も見せてくれたので難しいところは全然なく、楽しい撮影でした」と優しくレクチャー。続いて同じ質問に対して黒木は「頭が真っ白で何も浮かびませんが、木村さんが言ってたとおりです」とドギマギ答えて、木村たちの笑いをかっていた。
東京、大阪、名古屋、札幌、福岡では、『ヤマト』の色々なキャンペーンが開催中だが、木村と山崎監督も2泊3日で全国14ヶ所で舞台挨拶を行う予定だ。木村は「問題ないです。全ての移動はワープします」と気の利いたコメントをすると会場から拍手が上がった。すると黒木は「ってことは、13、14、15回ワープをすると思うと、うらやましい限りでございます。気をつけて行ってらっしゃい」とあっさりしたコメントを返し、これまたMCや木村たちにいじられて苦笑い。でも、終始まぶしい笑顔を見せていた。
木村たちキャストやスタッフのただならぬ情熱を込めて作られた『SPACE BATTLESHIP ヤマト』。話題に乗り遅れないよう、まだ未見の人は早速映画館へ!【Movie Walker/山崎伸子】