世界歴代2位の『アベンジャーズ』が日本でも好調!ランキングは『名探偵ピカチュウ』が制す
長かった連休が開けた、5月11・12日の週末動員ランキングは、GWの勢いそのままに、大作映画たちが好調なセールスを記録した。
『名探偵ピカチュウ』が首位!『アベンジャーズ』は世界歴代1位も射程圏内!?
大作ぞろいのランキングを制したのは、2日間で動員20万9000人、興収3億1200万円をあげた『名探偵ピカチュウ』。先週の3位から2ランクアップし、累計では動員103万人、興収14億円を突破する好調ぶりだ。ゲームアプリ「ポケモンGO」では、本作で登場する“シャーロックハット”を被ったピカチュウをゲットできるイベントも期間限定で登場しており、こちらも大きな話題を集めている。
また2位に入った『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、動員20万7000人、興収3億1600万円と、興収では『名探偵ピカチュウ』を上回る結果に。13日時点の累計で、動員325万7200人、興行収入は47億5860万円と、今週中にも50億円を突破しそうな勢い。全世界興行収入は、すでに24億8549万9739ドルを記録しており、早くも歴代1位の『アバター』(09)超えが現実味を帯びてきている。
日本各地の劇場では、この週末から応援上映が実施されており、チケットが発売されるやいなや、即完する劇場が続出。“応援上映だったのに号泣だった。見る度に感情が高まる”“思う存分笑ったり号泣したり爆速で拍手した!声は涙で震えたけど、沸き上がる想いを吐露できて、すごく楽しかった”など、大盛り上がりとなっているようだ。
新作4本がランクイン!『ボヘミアン』は130億突破!
上位はこれまでと変わらない顔ぶれとなったが、7位から10位までには、水谷豊の長編映画監督第2作『轢き逃げ−最高の最悪な日−』、朝井リョウの同名小説を実写映画化した『チア男子!!』、『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン製作の『ラ・ヨローナ~泣く女~』、2016年に放送されたアニメの新作『甲鉄城のカバネリ −海門決戦−』とバリエーション豊かな新作が4本ランクインした。
また『ボヘミアン・ラプソディ』は公開27週目にして、累計興収が130億円を突破!ソフトも発売されており、好調なセールスを記録している中、「クイーン+アダム・ランバート」による、2020年1月来日公演<ラプソディ・ツアー>の決定なども後押ししたようで、GWも好調な興行となった。
文/トライワークス
1位 名探偵ピカチュウ
2位 アベンジャーズ/エンドゲーム
3位 名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)
4位 キングダム
5位 映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン −失われたひろし−
6位 映画 賭ケグルイ
7位 轢き逃げ−最高の最悪な日−
8位 チア男子!!
9位 ラ・ヨローナ~泣く女~
10位 甲鉄城のカバネリ −海門決戦−
※興行通信社調べ