星野源も感激、ユニコーンが主題歌書き下ろし!『引っ越し大名!』予告映像が到着
「超高速!参勤交代」シリーズの脚本や『サムライマラソン』(19)の原作である「幕末まらそん侍」を執筆した土橋章宏の時代小説「引っ越し大名三千里」を犬童一心監督が『引っ越し大名!』として映画化、8月30日(金)から公開される。このたび、ロックバンドのユニコーンが本作の主題歌として新曲「でんでん」を書き下ろしたことが発表され、あわせて、予告映像が到着した。
姫路藩の書庫番、片桐春之介は、人と話すのが苦手でいつも書庫にこもりっきり、周囲から“かたつむり”と呼ばれている引きこもり侍だった。あるとき、藩主の松平直矩(なおのり)は、幕府から莫大な費用と労力がかかる国替え(引っ越し)を言い渡され、現在の大分県にあたる豊後の日田へ移ることになる。お国最大のピンチに、“引っ越し奉行”として白羽の矢が立った春之介は、1万人の藩士とその家族全員の引っ越しという、一世一代のプロジェクトを無事に成し遂げ、国を救うことができるのだろうか…。
主演の春之介役に星野源、共演には高橋一生、高畑充希、及川光博、濱田岳、小澤征悦、西村雅彦、松重豊など実力派俳優を迎え、話題沸騰中の本作。
このたび主題歌として発表された「でんでん」は、ユニコーンとしては『これでいいのだ!! 映画・赤塚不二夫』(11)以来、8年ぶりの実写映画主題歌。ユニコーンは「映画の内容を踏まえて、今回は詞から先に書きました。曲も、“でんでん”っていう感じになってます(笑)」と映画とシンクロするように制作されたことを明かす。
さらに、星野は「人間と日本と季節を感じる、『引っ越し大名!』にぴったりの素晴らしい主題歌でした。まさか自分の主演映画にユニコーンの皆さんが、しかも奥田民生さん川西幸一さんという大好きなお二人が主題歌を書き下ろしてくださる日が来るとは」と、今回の夢の競演に驚きを隠せないコメントを寄せた。また、ユニコーンを起用した理由ついて、矢島プロデューサーは「江戸時代の壮大な引っ越しに思いを馳せたとき、スッと頭に浮かんだのがユニコーンでした。出来上がった楽曲は”この映画にはこの曲しかない!”と思わせる素敵な曲です」と、楽曲が本作がよりいっそう盛り上がること間違いなしという太鼓判を押した。
あわせて到着した予告映像では、人数1万人、移動距離600km、予算なしという過酷な引っ越しの総責任者に任命された春之介が、高橋演じる鷹村源右衛門や、高畑演じる於蘭といった姫路藩士とともに、立ち向かっていく様子が描かれている。さらに、仕分け、リスト、パワハラといった現代の問題にも通じる江戸時代のお引越し事情に奮闘する春之助の姿も映し出され、思わず声援を送りたくなる。
時代劇初出演となる、星野、高橋、高畑が魅せるアンサンブルとともに、グループに関する様々な周年が重なり、“ユニコーン100周年”を掲げるユニコーンのゆるくも重厚な「でんでん」が感動を一気に押し上げる本作。いまから公開が待ち遠しい!