『X-MEN』人気キャラ、ウルヴァリンの過去を描いたアニメがスタート！

アメコミの総本山にして「スパイダーマン」「ハルク」「ゴーストライダー」などの人気作を多数抱える出版社マーベル・コミックと、日本アニメ界が世界に誇るスタジオとして『パプリカ』(06)、『サマーウォーズ』(09)、『よなよなペンギン』(09)といった話題作を生み出し続けるマッドハウス。そんな両社がタッグを組み、マーベル作品をアニメ化していくプロジェクトの第2弾「ウルヴァリン」が、2011年1月7日よりアニメ専門チャンネルのアニマックスで放映がスタートした。

主人公は、実写版が日本でも大ヒットを記録した『X-MEN』シリーズに登場する不死身のミュータント、ウルヴァリンことローガン。そんな彼がNYで運命的な出会いを果たしたものの、突如として姿を消した女性・真理子を追って日本へと上陸。ヤクザや犯罪都市国家マドリブールが絡む壮大なバトルに身を投じていく。

2009年公開の実写版スピンオフ『ウルヴァリン：X-MEN ZERO』でも、ウルヴァリンの経歴が紹介されていたが、今作ではスピンオフ版では描ききれなかったすさまじい過去が明らかになるとのことで、アメコミファンは必見だ。もちろん魅力的なキャラクターたち、迫力満点のアクション、緻密なビジュアルと、そのクオリティはマッドハウスが制作しているだけに申し分なし。

また、ウルヴァリンを演じる小山力也を筆頭に、朴ロ美(注1)、折笠富美子といったベテラン勢が集結した声優陣にも要注目。第1弾「アイアンマン」も絶賛放映中、以降も「X-MEN」や「ブレイド」がラインナップとして控えているなど期待も高まる。日本とアメリカの超強力コラボを堪能せよ！【トライワークス】