ゴジラや怪獣たちの怒涛のバトルが眼前に…IMAXの臨場感がヤバすぎる!
2014年の『GODZILLA ゴジラ』に続き、ハリウッド屈指のスタッフ、キャストが再びゴジラ映画に取り組んだ『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(公開中)。今回はゴジラだけでなく、キングギドラやモスラ、ラドンなどの東宝製作の日本版シリーズでおなじみの怪獣たちがズラリと登場。そのバトルを存分に楽しみたいなら、特大スクリーンのIMAXで観ることをお勧めしたい。
怪獣たちの登場シーンもIMAXなら迫力もひとしお!
例えば本作の見どころの一つに、怪獣の初登場シーンがある。南極の氷を割ってうねりだすキングギドラの巨体、氷の地表を割って姿を現わすゴジラの雄姿、火山から飛び出すラドンの恐しさ、優雅に羽を広げるモスラの美しさ。日本版シリーズの大ファンであるマイケル・ドハティ監督は怪獣の登場の仕方を研究してそれらを再現したというが、登場しただけでスペクタクルを成立させる手腕はお見事。当然、IMAXなら迫力もひとしおだ。
高音質サウンドがゴジラの咆哮の威嚇感を倍増させる!
言うまでもなく怪獣バトルも壮絶で、南極を舞台にしたゴジラVSキングギドラの初対戦を皮切りに、ラドンも加わるメキシコでの対決、そしてモスラも参戦するクライマックスと、怒涛の見せ場が続く。IMAXなら、それらが眼前にパノラマのように広がる。とてつもない臨場感を体感できるのだから、これは堪能しない手はない。また、臨場感という点ではIMAXならではの高音質サウンドにも注目。ゴジラの吐く熱線やその咆哮は威嚇感を倍増させ、宙を舞う怪獣たちの羽音はクリアに響き、都市の破壊音も凄まじさを伴う。怪獣が地下でうごめいていることを予感させる、地鳴りの重低音もズンズンと響いてくる。しかも、それが四方から響いてくるのだから、音を聴いているだけでも十分にスリリングなのだ。
「怪獣たちの足元にいるかのような臨場感」と渡辺謙も語る!
前作に続いて芹澤博士役で出演を果たした渡辺謙は「怪獣たちの足元にいるかのような臨場感」とIMAXの凄みを語る。芹澤は前作以上に重要な役割を果たすキャラクターで、ゴジラに共感しつつ人類を守ろうとする。ドラマチックとしか言いようがない彼の物語も、IMAXならばいっそう激しく胸を揺さぶるに違いない。
もう一人、本作で重要な役割を果たす少女マディソンに扮した、「ストレンジャー・シングス」などで知られる若干15歳の天才女優、ミリー・ボビー・ブラウンも「怪獣を圧倒的な迫力で見たいならIMAXよ」と太鼓判を押す。怪獣たちがバトルを繰り広げようとしている地上を危険を冒して駆け抜けるマディソンの心情に、観客の気持ちも激しくシンクロすることだろう。
ビジュアルも、サウンドも、ドラマも、没入レベルで迫るIMAXの映像体験。あなたもゴジラ映画の登場人物になる!
文/有馬楽