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【ネタバレ注意】キャプテン・アメリカが、2人の“親友”と共に歩んだ軌跡をプレイバック!

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【ネタバレ注意】キャプテン・アメリカが、2人の“親友”と共に歩んだ軌跡をプレイバック!


その後、決してあきらめることのなかったスティーブの努力が報われるときが訪れる。アントマンの奇跡の生還、トニー・スタークによるタイムトラベルの実現によって、サノスが使用したのと同じ6つのインフィニティ・ストーンを別の時間軸の世界から手に入れ、消えた人々を取り戻すことができたのだ。サノス軍を相手に、バッキーや、サムなど消滅したヒーロー達全員を交えての史上最大の戦いに勝利を収めたアベンジャーズ達には、ようやく穏やかな日常が訪れた。

鳥肌が止まらない!全勢力でサノス軍と対決へ
鳥肌が止まらない!全勢力でサノス軍と対決へ[c]Marvel Studios 2019

だが、スティーブにはまだある任務が残っていた。それは、別の世界から手に入れたインフィニティ・ストーンをそれぞれの場所に返すことだった。スーツケースにその6つの石を入れ、1人その任務に向かった彼は、現実世界ではたった5秒後となるその任務後、まさかの姿で帰還する。

それは、年齢を重ね老人となったスティーブの姿だった。その後ろ姿は、かつての屈強な背中ではなく、人生を全うし、終えようとしている男のそれだった。スティーブの帰りを待っていたバッキーは何かを察したように、サムにスティーブの元へ行くように伝える。するとスティーブは、自分の分身ともいえるキャプテン・アメリカの星が入った丸いシールドをサムに託すのだった。

スティーブは同等レベルの力を持ったバッキーではなく、同じトラウマを抱え、ヒーロー以外の人生を考えるきっかけをくれたサムを後継者として選んだのだ。そしてバッキーも、サムがスティーブと同じ志を持っている唯一の人物だときっと理解していたのだろう。

マーベルスタジオは今後、サムとバッキーの物語をドラマとして描いていくことを発表している。3人の意志が注ぎ込まれるこれからの物語にも注目だ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、上映終了まで残り3週間を切り、スティーブ、サム、バッキー3人の最後の揃い踏みを劇場で楽しめるのも残りわずか。あらためてこの3人の歩んできた道のりに想いを馳せながら本作を見てみると、きっと新たな発見があるだろう。

文/編集部

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