岩田剛典、AKIRAの結婚を舞台挨拶で祝福「まさかお相手が、リン・チーリンさんとは!」
『舟を編む』(13)の石井裕也監督作『町田くんの世界』の公開記念舞台挨拶が、6月8日に丸の内ピカデリーで開催。細田佳央太、関水渚、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、池松壮亮、松嶋菜々子、石井裕也監督が登壇し、キャストでもある太賀がMCを務めた。映画の内容にちなみ、最近起こった奇跡について、岩田は「兄貴分のAKIRAさんがご結婚されて、まさかお相手が、アジアのスーパースターのリン・チーリンさんとは。本当にうれしくて」と喜びを語った。
『町田くんの世界』は、勉強も運動も苦手だけど、困った人を見つけたら助けずにはいられない町田くん(細田佳央太)と、クラスメイトである猪原奈々(関水渚)との不器用な初恋を描く青春映画。最後に、思いもよらぬ奇跡が起こる。
主演を務めた期待の新人・細田と関水は、オーディションで選ばれた。太賀から「(奇跡について)記事になるようなことを言ってね」とプレッシャーをかけられた細田だが「ちょっとまだ、そういうことがわからなくて」とタジタジになりながら「全世界の人が、この映画を観れるような奇跡が起こったらと」を映画をアピール。
関水は「この映画に出演させていただいたことが奇跡。憧れの石井監督と、スーパースターの先輩と仕事ができたことが奇跡」と目を輝かせた。
高畑は、3月4日に第一子の男児を出産した前田について「あっちゃんが出産した次の日に赤子に会いに行ったんですが、私の中でのあっちゃんは、19歳くらいで止まってて。あっちゃんのお腹のなかから、人間が出てくるなんて、奇跡だなと。ふるえちゃうような感動がありました」と感激する。
前田自身も笑顔で「みっちゃんが我が子に会いに来てくれた時は、顔がパンパンで。いま、すごい目が大きくなって。私からこんなにかわいい子が産まれるなんて奇跡だなと。のろけでした」とコメント。
池松も奇跡について「あっちゃんの赤ちゃんもそうです」とうなずいたあと「僕もこの映画に出られて、この並びに入れて奇跡だなと。また、映画が当たってほしいです。これだけすばらしい映画ができあがったのだから」と力強く語った。
取材・文/山崎 伸子