役所広司がエベレストを舞台に壮絶アクションに挑む!『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』の公開が決定
『十三人の刺客』(10)や『三度目の殺人』(17)など数々の映画に出演し、『孤狼の血』(18)でアジアのアカデミー賞である第13回アジア・フィルム・アワード最優秀主演男優賞受賞を受賞した名優の役所広司が主演を務め、名匠ジョン・ウーのハリウッドデビューを後押しし、『フェイス/オフ』(97)や『M:I-2』(00)、「レッドクリフ」シリーズなどの作品を手掛けたプロデューサーのテレンス・チャンがタッグ組んだ『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』が今年11月に公開されることが決定した。
ネパール東部と中国国境に接するヒマラヤ山脈中の世界最高峰であるエベレストを舞台にした本作は、地域の平和を維持するため“ヒマラヤ公約”を締結することにしたヒマラヤ周辺国家だったが、その会議の直前、ヒマラヤ地区の平和的局面を脅かす機密文書を乗せた飛行機がエベレスト南部に墜落。ヒマラヤ救助隊“Wings”の隊長である姜は、かつてエベレストで恋人をなくした過去を持つ隊員のシャオタイズーとヘリパイロットのハンと共に機密文書を探すことに。しかし、捜索に向かった姜たちWings隊は世界規模の陰謀に巻き込まれていく…。
主演を務める役所はヒマラヤ救助隊Wingsを率いる隊長の姜を演じる。極限地帯で魅せる確かな演技力と、激しいアクションシーンによってどのような物語を紡ぐのか注目せずにはいられない。あわせて、共演には Wings隊のメンバーのシャオタイズー役に『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)などハリウッド超大作に出演するチャン・ジンチュー。そして、ヘリパイロットのハン役には Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演するテレビドラマ「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件」に出演するなど、これからの活躍が期待されるリン・ボーホンが本作に参戦する。また、本作のプロデューサーは世界的作品を数多く手掛けるテレンス・チャン。テレンスは本作で初タッグを組む役所について「役所広司さんの大ファンで、彼のことを世界で一番優秀な俳優だと思っていたので、いつか一緒に仕事がしたいと思っていました。ファンタスティックだった!」とコメントするなど、待望のタッグがいったいどのような化学反応を見せるのか期待が膨らむ。
さらに、役所、ジンチュー、プロデューサーのテレンス、そして本作でメガホンを取ったユー・フェイ監督の4人は6月15日(土)に開幕する、第22回上海国際映画祭に参加することが決定。映画祭ではイベントと記者会見に臨むなど、本作をさらに盛り上げる。
役所広司と世界的プロデューサーのテレンス・チャンの初タッグがヒマラヤを舞台に世界的アクションとスリルを魅せる本作。いったいどんなスペクタクルが待ち受けるのか、公開が待ちきれない!
文/編集部