“青いウィル・スミス”にハマる人続出!?『アラジン』が『美女と野獣』超えの大ヒット!

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“青いウィル・スミス”にハマる人続出!?『アラジン』が『美女と野獣』超えの大ヒット!

東日本の広い地域で梅雨入りとなった6月8・9日の映画週末動員ランキング。ぐずついた天気も吹き飛ばすような勢いで、ディズニーの歴史的名作を実写化した『アラジン』が初登場1位に輝いた。

『アラジン』が初登場1位!
『アラジン』が初登場1位![c]2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『アラジン』が『美女と野獣』のオープニング記録を抜く!

土日2日間で動員76万6000人、興収11億2200万円をあげ、圧倒的な強さを見せた『アラジン』。ファミリーやカップル、シニアまで幅広い層を集客し、初日から3日間の累計では動員96万人、興収14億円に届く勢いだ。この記録は、同じくディズニー・アニメーションの実写映画であり、最終興収124億円の大ヒットを記録した『美女と野獣』のオープニング3日間を上回る好スタート。ちなみに、『アラジン』公開初日の7日には、金曜ロードショーにて『美女と野獣』(17)が初めて地上波で放送されており、こちらも15.6%の高視聴率を獲得している。

ジーニー役の“青い”ウィル・スミスに絶賛の嵐!(『アラジン』)
ジーニー役の“青い”ウィル・スミスに絶賛の嵐!(『アラジン』)[c]2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

実写版『アラジン』といえば、『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチーが監督を務めたこともあり、リッチー監督の持ち味であるスピード感やテンポの良いアクションも好評価。さらに、公開前から高い注目を集めていたのが、ランプの魔人・ジーニーを演じるウィル・スミスの存在だろう。当初はそのインパクト大なビジュアルから、ただの“青い”ウィル・スミスとネット上でも話題に。しかし、公開後には「ジーニー役がハマりすぎ!」「ウィル・スミスが最高な映画でした」「陽気な存在感をいかんなく発揮し、アニメ的な表情の作り方も巧い」といったコメントがSNSで飛び交うなど、そのハマりっぷりを絶賛する声が相次いでいる。

【写真を見る】“青くない”ウィル・スミスも登場するぞ!(『アラジン』)
【写真を見る】“青くない”ウィル・スミスも登場するぞ!(『アラジン』)[c]2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『海獣の子供』がランクイン!既存作品も抜群の安定感

同じく初登場作品では、五十嵐大介による同名コミックを『鉄コン筋クリート』(06)のSTUDIO 4℃が制作した『海獣の子供』が5位にランクイン。既存作品では、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が2位、『コンフィデンスマンJP』が3位、『空母いぶき』が4位とそれぞれ1つ順位を下げるも上位をキープしている。また、公開から9週目となる『名探偵コナン 紺青の拳』も10位につけるなど、作品の根強い人気を示している。

幻想的な海の世界を描く映像美にも注目!(『海獣の子供』)
幻想的な海の世界を描く映像美にも注目!(『海獣の子供』)[c]2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

今週末の公開作品では、大人気SFシリーズの最新作で、前3作ではウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズが主役を務めた『メン・イン・ブラック:インターナショナル』が公開。さらに、前作の公開から約1年半を経て『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話』も登場するなど、ファンからの期待値も高い注目作がそろう。

文/トライワークス

以下は、1~10位までのランキング(6月8・9日)
1位 アラジン
2位 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
3位 コンフィデンスマンJP
4位 空母いぶき
5位 海獣の子供
6位 キングダム
7位 名探偵ピカチュウ
8位 パラレルワールド・ラブストーリー
9位 貞子
10位 名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)
※興行通信社調べ

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