キャラクター、声優、パフォーマンス!誰もが「うた☆プリ」の虜になる理由とは?
2010年にゲームソフトが発売され、2011年から2016年の4期にわたりTVアニメが放送された「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ。その最新作『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』が公開中だ。長きにわたって本作が愛される理由、登場するアイドルたちの魅力を改めて探ってみたい。
“推し”を見つけて、応援。成長する姿から目が離せない!
「うた☆プリ」の愛称で知られる「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ。そもそも「うた☆プリ」は、作曲家志望の少女、七海春歌が、芸能専門学校「早乙女学園」に競争率200倍の超難関を突破して入学したところから始まった。七海は早乙女学園の慣習に従い、アイドル志望の男子と二人一組でパートナーを組み、卒業式に行われる「シャイニング事務所新人発掘オーディション」合格を目指すことになる。そんな七海の前に現れたのが、アイドルを夢見る6人の男の子。それが後に衝撃のアイドルデビューを飾った「ST☆RISH」である。
そんな「ST☆RISH」のほかにも、同じ事務所の先輩「QUARTET NIGHT」や、ライバルユニット「HE★VENS」などのユニットが登場する本作。グループ、そして一人一人の強い個性に惹かれ、彼らのパフォーマンスや成長していく姿から目を離せなくなっていくうちに、お気に入りのキャラクターを応援している自分に気づいてしまうのだ。
本作でしか楽しめない?超豪華声優陣による本格的な楽曲
「うた☆プリ」を語る上で、欠かすことができないのがオリジナルソングだ。実際に、アニメやゲームなどを体験したことがなくとも、“♪ドキドキで壊れそう1000%LOVE”という、キャッチーでポップなアニメ第1期エンディング曲「マジLOVE1000%」のワンフレーズを知っているという人はいるのではないだろうか。
このように3次元のアイドルにも引けを取らない、本格的なアイドルソングが楽しめるのも「うた☆プリ」の魅力の一つだ。また、このアイドルソング、グループによるものだけでなく、キャラクターのソロ曲や、グループの垣根を超えたユニットソングも魅力的。宮野真守や諏訪部順一といった、超豪華な声優陣がタッグを組み、アイドルソングを歌う贅沢な時間を楽しめるだなんて、多くの人が虜になるのも納得である。
ここはライブ会場?リアリティあふれるライブの世界を堪能できる!
「うた☆プリ」のライブシーンを見ると、アニメだということを忘れてしまうほどのリアルな演出に驚かされる。大きなステージ、同じ振り付けの中でも個性が垣間見ることができるダンス、ペンライトと歓声で包まれた会場、それに応えるプリンスたち。
今回の劇場版では「ST☆RISH」、「QUARTET NIGHT」、「HE★VENS」の3グループが「マジLOVEライブ体験」を繰り広げる。劇場の大きなスクリーンいっぱいに、彼らがどんなパフォーマンスでファンを楽しませてくれるのか注目してほしい!
文/於ありさ