アシュトン・カッチャー、元恋人の殺人事件の証人として出廷へ

映画ニュース

アシュトン・カッチャー、元恋人の殺人事件の証人として出廷へ

アシュトン・カッチャーが、元恋人の殺害事件の証人として出廷することになったと英国デイリー・メイル紙が伝えている。同紙の報道によれば、被告マイケル・ガルジウロには、アシュトンが当時交際していた22歳の女性、アシュリー・エレリンさんほか、ふたりの女性の殺害容疑と、ひとりの女性の殺人未遂容疑がかかっているという。

アシュトンが警察に語った内容によれば、2001年2月21日、アシュリーさんから電話をもらったアシュトン(当時23歳)は、デートの誘いを受けたが断り、後で自分が彼女の家に行くと答えた。その晩、彼女に2回電話をかけたが出ないので、夜10時45分頃に彼女のアパートメントに行くと部屋に明かりが灯り、彼女の車もあった。しかし、ノックしても彼女が出て来ないので窓から中をのぞいてみると、大量の赤ワインが床にこぼれているのが見えたらしい。

その時、アシュリーさんは体を35回も刺されて死亡していたそうで、アシュトンがのぞいた位置からは死角になって倒れている彼女の姿が見えなかったという。赤ワインのように見えたものは、彼女の血痕だった。しかしそんなことは知らないアシュトンは、デートの誘いを断ったことで彼女が怒っているのだろうと思い、そのまま帰宅したらしい。

アシュトンの出廷は来年の予定で、彼の証言はアシュリーさんの殺害時間を特定する証拠として重要視されているという。【UK在住/ブレイディみかこ】

作品情報へ