『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』予告映像&場面写真から見えてきた物語<画像22枚>
1986年に第1作が発売されて以来、シリーズ累計出荷・ダウンロード販売本数が7800万本を突破している「ドラゴンクエスト」シリーズ。そのなかでも群を抜いた人気を誇る「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」を原案に、フル3DCGアニメーション映画化した『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』が8月2日(金)から公開される。このたび到着した予告映像とポスター、そして場面写真から、本作の物語が徐々に明らかになってきた。
ゲマ(吉田鋼太郎)率いる魔物たちに連れ去られた母のマーサ(賀来千香子)を取り戻すため、主人公のリュカ(佐藤健)は父のパパス(山田孝之)と旅を続けていた。旅の道中、ついにゲマと遭遇した親子は魔物たちと激しい戦いを繰り広げる。しかし一瞬の隙をつかれリュカが人質にとられてしまい、パパスは無念の死を遂げる。それから10年、父の遺志を受け継いだリュカは再び母を探す冒険の旅に出る。はたして冒険の先に待ち受けるものとは…。
本作の監修を務めるのは、“ドラクエ”の生みの親である原作者の堀井雄二、総監督と脚本は『ジュブナイル』(00)や「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの監督である山崎貴が担当した。監督には『フレンズ もののけ島のナキ』(11)で山崎と共同監督を務めた八木竜一と『STAND BY ME ドラえもん』(14)のアートディレクターだった花房真が抜擢され、ゲームシリーズでも音楽を担当したすぎやまこういちが、これぞドラクエ!と唸る旋律を奏でる。また、有村架純、波瑠、ケンドーコバヤシ、安田顕、古田新太、松尾スズキ、山寺宏一、井浦新など豪華キャスト陣が共演することも話題となっている。
最新予告映像は、リュカの目の前でパパスがゲマにより命を奪われる衝撃的なシーンから幕を開ける。ゲームでもおなじみのテーマ曲が流れ、青年となったリュカがパパスの意思を継ぎ “天空のつるぎ”と“勇者”を探す旅へ出る様子とともに、2人のヒロインであるビアンカ(有村)とフローラ(波瑠)の登場や、三つ目のモンスターであるブオーン(古田)とのバトルシーン、そしてリュカが石化されるシーンなど、これまで謎に包まれていた物語の片鱗が明らかになり、「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」をベースにしたストーリーに期待が膨らむものとなっている。
場面写真に映しだされたおなじみのキャラクターたちが、美しい風景や街を駆け抜ける様子にもワクワクが止まらない本作。8月の公開がますます楽しみになった!
文/編集部