「バック・トゥ・ザ・フューチャー」監督が感動の実話を映画化!『マーウェン』の驚異の世界観に注目

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「バック・トゥ・ザ・フューチャー」監督が感動の実話を映画化!『マーウェン』の驚異の世界観に注目

カメラマンのマーク・ホーガンキャンプを追ったドキュメンタリー『Marwencol』(日本未公開)をもとに映画化した感動作『マーウェン』が7月19日(金)から公開されることが決定し、このたび、予告映像と場面写真が到着した。

5人の男に暴行され、脳に障害を抱えることとなったマークは、リハビリのため自宅に作った空想の世界“マーウェン”でフィギュアの撮影を始める。G.Iジョーのホーギー大佐と5人のバービー人形が迫り来るナチス親衛隊との戦いを繰り広げるという世界観を展開するマーウェンの写真は次第に評価され、やがて個展が開かれることになる。マーウェンで戦う勇気を与えられたマークは、避けていた暴行事件の裁判で証言をしようと決意するが…。

“21世紀版『フォレスト・ガンプ』”との呼び声が高い本作の監督は、同作や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを手掛けた名匠、ロバート・ゼメキスだ。ゼメキス監督はマークを追ったドキュメンタリーを観て「すぐに魅了された。誰もが生きることに苦悩している現代において“癒し”は普遍的なテーマだ」と映画化を熱望し、約44億円をかけて作り上げた現実と空想が交差する世界観を舞台に、想像力で自分を癒し、魂を回復させるマークを力強く描いた。

マーク役を好演したのは、『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(17)や『バイス』(18)、『ビューティフル・ボーイ』(公開中)などに出演するスティーヴ・カレルで、「ドキュメンタリーを見てすぐに、どのような形でもいいから関わりたいと思った」と、たっての希望により出演が決定したそう。カレルがどのようなアプローチでマークを演じたのか、興味は尽きない。

そして、到着した予告映像ではマークが襲撃の後遺症(PTSD)のリハビリのためにマーウェンの世界を創り上げ、写真に収めている様子が写しだされる。そして「痛みを受け入れて 痛みを愛すのよ」という台詞とともに、苦しみ葛藤しながらも前を向こうと奮闘するマークの姿が描かれ、胸を打たれる仕上がりとなった。

また、あわせて公開された場面写真では、マークが作りだした“マーウェン”の世界で生きるフィギュアたちや、その世界を作りだす様子が映し出されており、マークがどのように自らの傷を癒やしていくのか、注目せずにはいられない。ゼメキス監督が、本作ではいったいどのような驚きを用意しているのか、感動とサプライズにあふれた物語をぜひ堪能してほしい。

文/編集部

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