意外、それとも納得?美人女優の“脱ぐのはNG”な理由
数々の映画で“体当たりの演技”を見せてきた大女優へレン・ミレンや、「ストーリーの流れ上、必然性があるなら(脱ぐのに)賛成よ」というダイアン・レインなど、劇中で脱ぐことを厭わない女優は、プロ意識の高さを評価されることも少なくない。しかし、その一方で「脱ぐのは断固お断り!」な女優たちも健在。人気スターだからこそ可能な選択肢だが、その理由は各人各様だ。
エマ・ワトソン
「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー役の印象が強いエマだが、今年は20代最後の年。ハリーを演じたダニエル・ラドクリフは、17歳の時点で舞台劇「エクウス」に主演し、一糸まとわぬ姿でステージに立つなど、積極的に“子役イメージ”の払しょくに努めてきた。子役からの脱皮に関してはエマも同様で、コメディからスリラーまで様々なジャンルの作品に出演し、難しい役どころにも挑戦を続けている。にもかかわらず、劇中での性的な表現を避けている理由についてエマは「私は“ハーマイオニー”を置き去りにして、映画のなかで脱いだりコカインを吸ったりはしないわ。皆にもハーマイオニーだった私を忘れてほしくない。彼女のことを誇りに思ってるのよ」とデイリーニューズで語っている。
ミーガン・フォックス
溢れる色香とパーフェクト・ボディで羨望を集めるミーガンも、意外なことに“脱ぐのはNG”な女優の1人。その潔癖な選択ゆえに持ち味を活かせず、最近では出演オファーが減ってきているとの噂もあるが、ミーガンのこだわりは一貫している様子。ザ・ミラーのインタビューでは、「才能に恵まれた人たちや有能な監督との企画もいくつかあるけど…そういう映画のなかで女性に求められるのは、私が自分の息子たちに絶対見せられないような内容なのよ。その役を演じる女性は、品位を貶められてしまうの」と語っており、幼い3人の息子を持つ母としての思いが、ミーガンの決意を一層固くしているようだ。