伊藤健太郎がスパイダーマンスーツで登場!「裸見られてる気分です(笑)」

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伊藤健太郎がスパイダーマンスーツで登場!「裸見られてる気分です(笑)」

6月28日に日本で世界最速公開を迎え、7月6日の時点で早くも観客動員数100万人&興行収入18億6000万円を突破。全世界でもすでに興行収入5億6000万ドルを超える大ヒットを記録中の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の大ヒット記念舞台挨拶が8日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催。本作のアンバサダーを務める伊藤健太郎がスパイダーマンスーツ姿で登壇し、会場のファンを熱狂させた。

世界中で歴史的な大ヒットを記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台にした本作。夏休みに学校の友人たちとヨーロッパ旅行へ出かけたスパイダーマンことピーター・パーカーを待っていたのは。元S.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリー。彼は迫り来る新たな脅威を察し、スパイダーマンの力を必要としていた。使命を託されたピーターは、ニックによって引き合わせられたミステリオとともに危機に立ち向かっていくことに。

熱烈なファンサービスを終えてステージ上でスパイダーマンのマスクを外した伊藤は、乱れた髪をかき上げて整えると「正直めちゃくちゃ恥ずかしいです。裸見られてる気分です(笑)」とはにかんだ表情。そして、本作が日本で大ヒットしていることについて「僕は一切出てないですけどね」と笑いを誘いながら「元々スパイダーマンが大好きって言っていたら、こうして関わらせていただくことができて、しかもその作品がたくさんの方に観ていただけるなんて。本当にうれしいです」と満面の笑み。

そして先日ロサンゼルスで行われたレッドカーペットイベントにも参加した伊藤は「ハンパじゃなかったです!すぐ隣にトム・ホランドがいるって、ハンパじゃないですよね!すぐそばにサミュエル・L・ジャクソンもいましたし…」と興奮冷めやらぬ様子で振り返ると「本場でああいう経験をさせていただいたのは、とてもいい経験になりましたし、だいぶ刺激を受けました」と語った。

そんななか、伊藤は劇中でスパイダーマンが披露する様々な超人的能力に挑戦することに。まずは長さ4メートルのスラックライン(細いベルトの上でバランスをとる競技)で平衡感覚をテスト。「さっきちょっと練習したんですけど、これめちゃくちゃ難しいんですよ…」とつぶやきながら、一度は途中で落ちてしまうものの2回目の挑戦で見事に成功し、喝采を浴びるも「1発でできたほうがカッコいいんですけどね…」と謙遜。

続いて、“危機察知能力”を試すために、中身を触らずに3つの箱の中からスパイダーマン人形が入った箱を当てるゲームに挑戦。ひとつひとつの箱の上に手を伸ばしながら、観客の反応から一発でスパイダーマン人形を当てた伊藤は「クリアできると思わなかったので地味にうれしいです」と満足げな表情。そしてゲームを考えたスタッフへの労いのコメントや、観客に「盛り上がってくれましたか?」と優しく呼びかけるなど、スパイダーマンらしい気さくな振るまいを見せ、上映前の会場をあたためていた。

取材・文/久保田 和馬

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