ディカプリオとタランティーノが来日決定!『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』本編映像が公開

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ディカプリオとタランティーノが来日決定!『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』本編映像が公開

“タラレオ”コンビの2ショットは日本初お披露目となる
“タラレオ”コンビの2ショットは日本初お披露目となる

『パルプ・フィクション』(94)や『ジャンゴ 繋がれざる者』(12)などを手掛け、数多のクリエイターに多大なる影響を与えるハリウッドの鬼才クエンティン・タランティーノ監督の4年ぶりとなる最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が8月30日(金)から公開される。このたび、本作に出演するレオナルド・ディカプリオとタランティーノ監督の緊急来日が決定。あわせて、来日を記念した本編映像も公開された。

【写真を見る】レオ様とブラピを初共演に導いたタランティーノ監督のハリウッド愛が本作でさく裂!
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リック・ダルトン(ディカプリオ)は人気のピークを過ぎたテレビ俳優で、映画スターとして転身を目指し焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるスタントマンかつ親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)はパーフェクトな友情で結ばれていたが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。そんなある日、リックの隣にロマン・ポランスキー監督と若手女優のシャロン・テート夫妻が越してくる。そして、1969年8月9日にそれぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える“事件”が起こってしまう…。

タランティーノ監督が脚本の執筆に5年もの歳月を費やし、ディカプリオとピットという今世紀最大の二大スターを初共演させた本作は、全米でひと足早く公開されるとオープニング興行収入が43億5000万円を超え、タランティーノ監督作品最大のオープニング成績を飾るヒットを記録している。

様々な日本文化に精通するタランティーノ監督から今回はどんな日本語での挨拶が飛び出すのか
様々な日本文化に精通するタランティーノ監督から今回はどんな日本語での挨拶が飛び出すのか

そんな本作をひっさげ、ディカプリオとタランティーノ監督の来日が決定。カンヌでのお披露目を皮切りに作品の舞台にもなっているLA、そしてヨーロッパに渡り、UK、ベルリン、ローマ、モスクワと本作のプロモーションツアーを回ってきたタランティーノが、「ツアーの最後は日本で締めたい!」というたっての希望によりツアー最後の地として日本が選ばれた。希望が実現したことによって、ディカプリオは自身に念願のアカデミー賞受賞をもたらした『レヴェナント: 蘇えりし者』(15)以来、3年5か月ぶり11度目の来日。そしてタランティーノ監督は『ジャンゴ 繋がれざる者』以来、6年半ぶりの来日となり、『ジャンゴ 繋がれざる者』では叶わなかったタランティーノ監督とディカプリオの“タラレオ”コンビが日本初お目見えする。

大の日本通で知られるタランティーノ監督は前回の来日で「ハロー、トウキョウ! 日本はタラちゃんズホーム」と挨拶して日本のファンを大熱狂させており、今回、自身の思い入れが強い本作を日本のファンにお披露目するということもあり、タランティーノ監督自身のテンションが高まっていることは間違いない。

お忍びでも来日するほど日本好きのディカプリオはどんなファンサービスを用意しているのか
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同じく、日本のアニメや漫画、映画などに関心を寄せ、プライベートでの来日も果たし、デパ地下でお買い物をしたり、お花見を楽しんだりする姿も目撃されているディカプリオ。タランティーノ監督について、「映画史だけでなく、音楽やテレビを含めこれだけの総合的な知識を持った人物は世界でも数少ないと思う。まるでコンピュータのデータベースにアクセスしてるみたいだ。その知識の泉は計り知れないし、どんどん湧きでてくる」とその豊富な知識量と溢れ出る才能への信頼を語り、「この映画はある意味、自分たちのいるこの業界に対するラブ・ストーリーを描いてるんだと思う。この映画は監督の映画業界に対するラブレターでもあるし、敬愛する人たちへの感謝を表したものなんだと思う。僕にとってもそういった部分がいろんな意味で一番感動した。監督にしてみたら原点回帰なのかな。ほかにどう言っていいのか分からないけど、幸運にも僕らが仕事をさせてもらってるこの業界に対するラブレターなんだと思う」と本作を評した。

ディカプリオとタランティーノ監督は26日(月)に都内某所で行われる記者会見やジャパン・プレミアに参加する予定。どんなテンションでイベントに臨むのか、そしてどういったファンサービスを行ってくれるのか、期待が高まる来日となっている。

ディカプリオ演じる落ち目のTV俳優、リックは再びスターとして返り咲くことが出来るのか…
ディカプリオ演じる落ち目のTV俳優、リックは再びスターとして返り咲くことが出来るのか…

また、来日を記念し公開された予告映像では、ディカプリオ演じる落ちこぼれのテレビ俳優であるリック・ダルトンが、映画出演を前にセリフの練習をする様子が描かれる。オープンリールのテープレコーダーや、『ロッキー』(76)の主人公、ロッキーさながらにパワーを付けるため卵黄入りのお手製カクテルを飲む姿などが映しだされるなど、タランティーノ監督の60年代ハリウッド愛に溢れた模様に、注目せずにはいられない。

早くも2020年度のアカデミー賞ノミネートも確実との呼び声も高い本作。“タラレオ”コンビが日本の夏をさらに熱くする!

文/編集部




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