役所広司主演作に沢城みゆきと宮野真守が吹替えで参戦!『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』予告映像
『三度目の殺人』(17)や『孤狼の血』(18)など数々の日本映画に出演する名優の役所広司と、ジョン・ウーのハリウッドデビューを後押しし、『M:I-2』(00)や「レッドクリフ」シリーズなどの作品でプロデューサーを務めたテレンス・チャンがタッグ組んだ『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』が11月15日(金)に公開される。このたび、極寒地帯で極限のアクションシーンを繰り広げる役所広司の姿を収めた日本版予告映像が到着した。
共演に中国国内にとどまらずハリウッドでも活躍を見せるチャン・ジンチューや、歌手と俳優、二つの顔を持つ台湾出身のリン・ボーホンなどが集結した本作では、世界最高峰のエベレストを舞台にしたスペクタクルとアクションが描かれる。エベレストの“デスゾーン(危険地帯)”に墜落した飛行機に残された重要機密文書の捜索を依頼された役所扮する“ヒマラヤの鬼”こと、ヒマラヤ救助隊の「チーム・ウィングス」を率いる隊長のジャンは、チームの隊員たちとともに墜落現場へと向かう。48時間のタイムリミットなか決死の覚悟でミッションに挑む彼らだったが、世界最高峰の頂には、相次ぐ異常事態と世界規模の陰謀が渦巻く、予想もつかない事態が待ち受けていた…。
到着した予告映像では、初解禁となる日本語吹替版主題歌を担当するGLAYの新曲「氷の翼」とともに、ジャン役の役所が魅せる確かな演技力と英語のセリフに挑む姿、そして壮絶なアクションが収められている。ジャン隊長のもとに集結したシャオタイズ(ジンチュー)やハン(リン)ら「チーム・ウィングス」が切り立つ山の氷壁をミッション達成のため果敢にアタックする様子や、手に汗握るアクションが映しだされる。さらに、25周年を迎え、いまなお日本の音楽シーンに燦然と輝くロックバンドのGLAYによる9作目の映画主題歌となる「氷の翼」が、凝縮した人間ドラマをみせる本作をさらに盛り上げる映像となっている。
また、あわせて自身の吹替えを務める役所の脇を固める日本語吹替版キャストとして、三代目となる峰不二子役やテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎役など幅広いキャラクターを演じ分ける沢城みゆきと、俳優やアーティストとしても活躍する宮野真守ら、実力派声優陣の参戦が決定。ジャン隊長率いる「チーム・ウィングス」に新たに加わるシャオタイズ(ジンチュー)を沢城が演じ、若く情熱を持ったヘリパイロットのハン(リン)を宮野が扮するなど、声優界を代表する2人が本作をなおいっそう重厚にする。
「これほどスケールの大きい作品は日本では体験できない」と役所に言わしめるなど、壮大な物語が展開する本作。日中の一流キャストとスタッフ陣、さらには豪華アーティストと声優が結集し描きだされた物語にお目見えするその日がますます楽しみになった!
文/編集部