斎藤工に榮倉奈々ら、菅田将暉・小松菜奈W主演『糸』に主役級キャスト13名が続々参戦!
長きにわたって愛されて続けてきた、中島みゆきの珠玉の名曲「糸」。この曲に着想を得て、北海道、東京、沖縄、シンガポールを舞台に描かれる映画『糸』の公開が、2020年4月24日(金)に決定。このたび13名の新たなキャスト情報が解禁となった。
13歳、初恋。2人は遠く引き離された。21歳、再会。過ぎた時間は取り戻せなかった。31歳、現在。もし、もう一度だけあなたとめぐり逢えたとしたら…。北海道で生まれ育ち、チーズ工場で働く高橋漣(菅田将暉)と、中学生の時に離れ離れとなってしまった園田葵(小松菜奈)。平成の初めに生まれた2人が、平成の終わりに再びめぐり逢うまでの18年間を描く、壮大な愛の物語。
主人公の男女は、『そこのみにて光輝く』(14)や『帝一の國』(17)、現在公開中の『アルキメデスの大戦』(19)と幅広い役柄を演じ、若手のトップを走る演技派俳優の菅田と、『渇き。』(14)で鮮烈なデビューを飾り、『恋は雨上がりのように』(18)、『来る』(18)など話題作に出演し続ける小松が演じる。
スタッフも強力な布陣が実現した。監督は、『64-ロクヨン- 前編/後編』(16)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)など、骨太な社会派ドラマから感動の恋愛物語まで、卓越した演出力を発揮する人間ドラマの名手、瀬々敬久。原案、企画プロデュースは、『黄泉がえり』(02)、『余命1ヶ月の花嫁』(09)などの感動作を手掛けてきた平野隆、脚本は『永遠の0』(13)の林民夫が務める。
さらに、本作で主演2人を取り巻く13人の新キャスト情報が解禁となった。漣が働くチーズ工房の先輩で、後に恋愛関係となる桐野香に、瀬々監督と3度目のタッグとなる榮倉奈々。葵と恋愛関係になる水島大介には、『シン・ウルトラマン』(21年公開予定)など話題作への出演が控える斎藤工が決定した。
榮倉は、「カテゴリは恋愛映画でありながら、人生の複雑さが描かれているこの作品で、糸の歌詞を改めて考えさせられると思います」と本作が単純な恋愛物語ではないことを示唆し、斎藤も「“糸”と言う名曲を、瀬々敬久監督が菅田将暉さん、小松菜奈さんと映画にするのならば、名作になる要素しかない」と期待を高めるコメント。
そのほかに、『友罪』(18)から2度目の瀬々監督作品となる山本美月や、瀬々組初参加となる倍賞美津子、成田凌、二階堂ふみ、さらに高杉真宙、馬場ふみか、永島敏行、竹原ピストル、松重豊、田中美佐子、山口紗弥加という主役級といって過言ない俳優たちが出演する。
原案、企画プロデュースの平野はキャスト陣について、「主演の菅田将暉さん、小松菜奈さんを含む15名全員が主演経験者という極めて珍しいこととなりました」と本作のキャスティングの豪華さを認めつつ、それぞれの俳優が紡ぐ物語の“糸”は、全て菅田演じる漣と、小松演じる葵に結びついていくという。
洗練された壮大なストーリーと、日本を代表する俳優陣が織りなす本作は、一体どのような結末を迎えるのか? 続報を待ちつつも、いまから来年の公開が待ちきれない!