神木隆之介×浜辺美波×中村倫也『屍人荘の殺人』に11人の個性派俳優が参戦!予告&ポスターも
2017年に「週刊文春ミステリーベスト10」でランキング1位を記録し、2018年には「このミステリーがすごい!」や「本格ミステリ・ベスト10でもランキング1位に。その後、第18回本格ミステリ大賞で小説部門の大賞に選ばれるなど、東野圭吾の「容疑者Xの献身」以来、デビュー作としては史上初となる国内ミステリ賞4冠を達成した今村昌弘の『屍人荘の殺人』が映画化され、12月13日(金)から公開される。このたび、主演に神木隆之介、ヒロインに浜辺美波、共演に中村倫也を迎える本作の脇を固める11人の個性派俳優陣の参戦が発表され、あわせて特報映像とポスターが到着した。
神紅大学のミステリー愛好会に所属するミステリー小説オタクなのにまったく推理が当たらない万年助手の葉村譲(神木)と事件の匂いを嗅ぎつけては首を突っ込む会長の明智恭介(中村)は学内の事件を推理する自称“ホームズ”と“ワトソン”。ある日、2人の前に剣崎比留子(浜辺)という謎の美人女子大生探偵が現れ、部員宛てに謎の脅迫状が届いたロックフェス研究会の合宿への参加を持ちかける。事件解決のため3人は山奥に佇むペンション「紫湛荘(しじんそう)」に向かうが、異常事態に巻き込まれ、クセモノだらけの宿泊者とともに、葉村たちは足止めをくらうことになる。一夜が明け、ひとりの惨殺死体が発見されたことをきっかけに前代未聞の連続殺人の幕が開ける…。
監督には「99.9 -刑事専門弁護士-」シリーズや「警部補 矢部謙三」シリーズを手掛けた木村ひさし、脚本には「TRICK」シリーズや「金田一少年の事件簿」シリーズなどを執筆した蒔田光治が参加するなど、ミステリー映像作品を作り上げるの一流のトップクリエイターたちが本作に集結する。このたび、そんな本作に参戦する11名の追加キャストが発表された。
先輩のパシリである進藤歩役に『アズミ・ハルコは行方不明』(16)の葉山奨之、ホラー映画マニアの重元充役に『アイネクライネナハトムジーク』(9月20日公開)の矢本悠馬、感情的になりやすい名張純江役に『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(公開中)の佐久間由衣、スマホを落としただけ女の静原美冬役に『ミスミソウ』(17)の山田杏奈。加えて、ゴマすり人間の下松孝子役に『私たちのハァハァ』(15)の大関れいか、場違い小娘の星川麗花役に『センセイ君主』(18)の福本莉子。また、関西のおっちゃんの出目飛雄役に『嘘八百』(17)の塚地武雅、クレーマーおばちゃんの高木凛役に『インスタント沼』(09)のふせえり、執事の菅野唯人役に『勝手にふるえてろ』(17)の池田鉄洋、超絶チャラ男の立浪波流也役に『となりの怪物くん』(18)の古川雄輝。そして、わがまま御曹司の七宮兼光役に『旅のおわり世界のはじまり』(公開中)の柄本時生といった個性派俳優陣が勢揃し、神木、浜辺、中村たちの脇を固める。
あわせて到着した予告映像では、神木演じる葉村、中村演じる明智、浜辺演じる剣崎の3人が訪れた「紫湛荘(しじんそう)」で、今回発表された11名のキャスト陣が演じるひと癖もふた癖もある宿泊客たちとともに密室殺人ミステリーへと誘われる姿が映しだされる。葉村と明智はペンションで起こった殺人事件の犯人を推理により見つけだそうとするが、事件は急展開を見せることになる。はたして誰が犯人なのか、気にせずにはいられない。さらに、本作の公式サイト限定で葉村、比留子、明智、の3人が予告映像に副音声として登場する副音声付予告動画も公開。3人の不思議でコミカルな掛け合いが垣間見えるが、終盤には比留子が本作のヒントとなるセリフを発するなど見逃せない映像となっているので、こちらもぜひチェックしてほしい。
独創的なトリックと前代未聞の仕掛けが読んだもの全員を驚かせたミステリー小説がついに映画化され、ますます注目せずにはいられない本作。驚きと興奮を呼ぶミステリーの謎を葉村、比留子、明智と一緒になり解き明かしてほしい!
文/編集部