酒場で出会うのは…言葉をしゃべる犬男に半魚人!?ジブリ映画を思わせる『二ノ国』特別映像解禁

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酒場で出会うのは…言葉をしゃべる犬男に半魚人!?ジブリ映画を思わせる『二ノ国』特別映像解禁

快活なキャラクターたちが顔を寄せ合う“ジブリ感”あふれるシーンに心がおどる!
快活なキャラクターたちが顔を寄せ合う“ジブリ感”あふれるシーンに心がおどる![c] 2019 映画「二ノ国」製作委員会

「レイトン教授」シリーズや「イナズマイレブン」シリーズを制作したゲーム制作会社のレベルファイブで社長を務める日野晃博が製作総指揮/原案・脚本を手掛け、監督に『おもひでぽろぽろ』(91)の原画を担当した百瀬義行。音楽を数々の映像作品に作曲家として携わる久石譲と日本を代表するクリエイター陣が集結し生みだされた『二ノ国』が本日、8月23日(金)から公開される。主人公のユウ役に山﨑賢人をはじめ、ユウの親友であるハル役に新田真剣佑、2 人の幼なじみでハルの彼女であるコトナと二ノ国で王女として君臨するアーシャの2役を永野芽郁が。また、宮野真守、津田健次郎、坂本真綾、梶裕貴、山寺宏一、ムロツヨシ、伊武雅刀ら豪華声優陣と実力派キャストが集結した本作から、このたび、魔法世界の二ノ国に迷い込んだユウとハルがコトナを探すべく、ジブリ映画の雰囲気ただよう酒場で住人たちに聞き込みを行う本編映像が到着した。

10 年もの歳月をかけ映画化された本作は、現実世界の“一ノ国”から、命がつながっているもう1人の自分が存在する“二ノ国”へと偶然にも迷い込んでしまったユウとハルが、命の危機に瀕する幼なじみのコトナとアーシャ姫の命がつながっていると知ってしまった時、ユウとハルは“命”を巡る究極の選択に直面する。

監督を務めるのは、人気RPGの「二ノ国 漆黒の魔導士」や「二ノ国 白き聖杯の女王」でアニメーション監督を手掛け、昨年発売された「二ノ国Ⅱ レヴァナントキングダム」ではキャラクターデザインを担当するなど、「二ノ国」を作画の面から支え続けてきた百瀬義行。百瀬監督は『火垂るの墓』(88)以降、『平成狸合戦ぽんぽこ』(94)などスタジオジブリが生みだした数々の作品に関わってきた。このたび到着した本編映像で描かれる酒場のシーンで、百瀬監督は「ただ中世のヨーロッパの街を描くのではなく、さらにカラフルに、美しく。どの街というのは特定せず、あえて雑多な雰囲気にしています。音楽が鳴るシーンでは、楽器演奏ではなくDJ ブースで鳴らしたり、ラジカセのようなものを使っていたり。その“なんでもあり”な感じが、二ノ国らしさだと思いますね」とこだわりを明かした。

【写真を見る】ユウとハルが幼馴染みのコトナを探すため酒場へ足を踏み入れる…
【写真を見る】ユウとハルが幼馴染みのコトナを探すため酒場へ足を踏み入れる…[c] 2019 映画「二ノ国」製作委員会

そんな酒場のシーンでは、ジブリ映画で腕を磨いた百瀬監督が自身の世界観を巧みに表現している。二ノ国へ迷い込んでしまったユウとハルは一緒に迷い込んでしまったと思しきコトナを捜すべく、酒場でくつろぐ住人たちに尋ねていく様子が描かれる。しかし、その相手はなんと犬の風貌をした大男。周りを見渡すと半魚人や豚のようなキャラクターなど、個性あふれる住人たちが集まり、かつてジブリ映画で映しだされた多種多様な種族が入り混じりながらもすべてが調和する、夢のような世界が展開する。はたして、百瀬監督が描写した美しい世界でユウとハルはどんな冒険へと繰り出すのか、気にせずにはいられない映像となっている。

2つの国をまたにかけたユウとハルの冒険がいよいよ本日から公開。いったいどんな決断をユウとハルは下すのか。スクリーンでぜひ、目撃してほしい。

文/編集部



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