村上虹郎、ヴェネチア国際映画祭で衝撃作『楽園』をアピール!原作電子書籍の100円キャンペーンも実施中
10月18日(金)公開となる、瀬々敬久監督の映画『楽園』。このたび、ヴェネチア国際映画祭で初の開催となった、プレス・業界関係者向けの日本映画特集上映&交流イベント「ジャパン・フォーカス」に本作が選出され、関係者を代表し、村上虹郎が現地時間9月2日、合同記者会見とレッドカーペットに登場した。
本作は、少女失踪事件をきっかけに知り合った孤独な青年・豪士(綾野剛)と、失踪した少女の親友だった紡(杉咲花)、亡くした妻の忘れ形見である愛犬と過ごす善次郎(佐藤浩市)という、“楽園”を求める者たちの交錯する運命を描く衝撃的なドラマだ。綾野、杉咲、佐藤以外にも、村上、柄本明ら、若手からベテランまで日本を代表する実力派俳優が集結。主題歌は大人気ロックバンドRADWIMPSの野田洋次郎が作詞、作曲、プロデュースを務め、上白石萌音が歌唱を担当し、主題歌「一縷」はその名の通り、登場人物たちが探し求めた一筋の光のように、本作のドラマを照らし出す美しい旋律の楽曲となっている。
ヴェネチア国際映画祭の「ジャパン・フォーカス」には、『楽園』の他『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日(金)公開)、『カツベン!』(12月13日(金)公開)、『蜜蜂と遠雷』(10月4日(金)公開)が選出され、各作品の代表者が現地時間9月2日に行われた合同記者会見に出席した。
本作からは村上と二宮直彦プロデューサーが参加し、村上は今回が初開催となった「ジャパン・フォーカス」について「こういった海外の映画祭で日本という国、そして日本映画の良さをもっともっと伝えて行きたい」とコメント。二宮プロデューサーは「『楽園』が完成したのは2つの奇跡がありました。一つは瀬々監督の脚本。この脚本なくしてはこの企画は成立しませんでした。そしてもう一つは、主演の綾野さんやここにいる村上さんを始めとした、日本を代表するキャスト陣が魂と心を削りながら演じてくれたことです」と世界に向けて堂々と作品をアピールした。
同日に行われたレッドカーペットセレモニーには、世界各国からメディアが殺到。村上はメディアからのリクエストに丁寧に答え、『人間失格 太宰治と3人の女たち』で参加した蜷川実花監督とのフォトコールに応じるなど、熱気あふれる空間を楽しんだようだ。
日本での公開に先立ちヴェネチアで盛り上がりを見せる本作は、近年「悪人」「怒り」など、立て続けに映像化されているベストセラー作家、吉田修一の「犯罪小説集」を映画化した作品だ。現在、この原作本をAmazon Kindleストアほか、主要電子書店各店にて、100円(税別)で購入できるキャンペーンを実施中。詳細はAmazon Kindleストアほか、各ECサイトを確認してほしい。さらに購入特典として、ムビチケ前売券(オンライン)が、100円お得になるプロモーションコードも入手できるので、10月の映画公開に向け、この機会にぜひ原作小説を読んでみて欲しい。こちらの電子書籍100円キャンペーンは、明日6日(金)までの開催となっているため、どうぞお見逃しなく。
文/編集部