有村架純×坂口健太郎「そして、生きる」、未公開シーン含む劇場版は9月27日公開

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有村架純×坂口健太郎「そして、生きる」、未公開シーン含む劇場版は9月27日公開

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)やNHK連続テレビ小説「ひよっこ」など数々のヒューマンドラマを執筆してきた脚本家の岡田惠和が紡いだオリジナルストーリーを、『君の膵臓をたべたい』(17)でメガホンを執った月川翔監督の手によりテレビドラマ化した「連続ドラマW そして、生きる」が『劇場版 そして、生きる』として9月27日(金)から公開される。

WOWOWプライムにて放映され、8日に最終回を迎えた全6話のテレビドラマを再編集し、未公開シーンを含めた2時間の劇場版として公開される本作。東北、東京、フィリピンを舞台に、2011年の東日本大震災後のボランティア活動で出会った生田瞳子と清水清隆の2人が、運命に翻弄されながらも強く美しく生き抜く姿を、彼らと巡り合う人々の人生と共に描いていく。

3歳のときに交通事故で両親を亡くした生田瞳子は、盛岡で理髪店を営む伯父に引き取られると、天真爛漫に育ち地元のアイドルとして活躍していた。いつしか女優を志すようになっていた19歳の瞳子は、東京で開催されるオーディションに挑もうとするが、その前日の2011年3月11日に東日本大震災が起きる。その年の秋、瞳子はカフェで一緒に働いている韓国人のハンと共に、気仙沼のボランティア活動に参加すると、学生ボランティア団体の運営メンバーで東京の大学に通う清水清隆と出会う。気仙沼で一緒の時間を過ごした瞳子と清隆は、いつしか互いに特別な感情を抱くようになるが、2人は過酷な運命を背負うことになる。

主人公の瞳子役には『関ケ原』(17)や『フォルトゥナの瞳』(19)の有村架純が、そして清隆役を『今夜、ロマンス劇場で』『人魚の眠る家』(ともに18)の坂口健太郎と、注目の若手キャスト2人が主演を務める。さらに、瞳子の友人である韓国人のハン・ユリ役に女性アイドルグループKARAの元メンバーで『東京喰種 トーキョーグール【S】』(公開中)に出演する知英、瞳子に想いを寄せる高校の後輩である久保真二役に『新聞記者』(公開中)の岡山天音、被災地の気仙沼で理髪店を営む坂本役に『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)の萩原聖人、瞳子の育ての父親である和孝役に名バイプレイヤーの光石研、清隆の母親である美恵子役に『オー・ルーシー!』(17)の南果歩と、魅力的な実力派俳優陣が集結する。

到着した予告映像では、有村演じる瞳子と坂口演じる清隆がボランティア活動を通じて出会い、様々な経験や人々との巡り合いを通じて力強く生きる姿が映しだされる。フィリピンの街中を不安そうに見つめる清隆の表情や突如、お腹を痛め倒れこむ瞳子の様子、そして知英演じるハンや光石演じる和孝、そして南演じる美恵子との交流が描かれ、瞳子と清隆がどんな運命を辿るのか、注目せずにはいられない。

「まるで映画作品のようだ」「ひとりでも多くの人に観てもらいたい」という熱烈な声に答え、満を持して映画化となった本作。不思議な縁により出会いを果たす有村と坂口が壮大な物語のなかどのような逆境に遭遇し、力強く生きていくのか。2人の運命を見届けるその日が待ち遠しい!

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