菅野美穂が実写吹替えに初挑戦!2人のウィル・スミスの対決に大興奮
日本でも120億円超えの大ヒットを記録した『アラジン』(19)でのジーニー役が記憶に新しいウィル・スミスが主演を務め、監督は『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(13)などで2度のアカデミー賞監督賞を受賞した巨匠アン・リー、製作には『アルマゲドン』(98)や「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズを手掛けたジェリー・ブラッカイマーというヒットメーカーを迎えた近未来アクション・エンタテインメント、『ジェミニマン』(10月25日公開)。このたび、本作のヒロインであり、ウィル演じるヘンリーと共に謎の組織に立ち向かう、クールな女性潜入捜査官、ダニー役の日本語吹替版声優を、菅野美穂が務めることがわかった。
史上最強のスナイパーであるヘンリーは、政府に依頼されたミッションを遂行中、何者かに襲撃される。神出鬼没で、ヘンリーの動きを完璧に把握する凄腕の襲撃者の正体…それは秘密裏に作られた“若い自分自身”のクローンだった。衝撃の事実を知ったヘンリーは、政府を巻き込む巨大な陰謀に巻き込まれていく。
今回菅野が演じるダニー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、DIA(アメリカ国防情報局)の潜入捜査官だ。ヘンリーと共にクローンを作る謎の秘密機関”ジェミニ”の陰謀に立ち向かう、クールかつ勇ましいダニーについて、菅野は「人を緊張させない彼女独特の包容力」と「分かりやすい女性らしさということではなく、内側にある安心感が魅力」と語っている。
ドラマや映画で様々な役柄を演じてきた菅野は、声優初挑戦となったディズニーアニメーション『ベイマックス』(14)でも高い評価を得ており、今回が吹替えとしては2度目の、実写としては初の挑戦となる。
本作への参加について、菅野は世界的スター、ウィルとの共演をとても光栄だと語り、ハリウッド実写映画の吹替に初挑戦したことには「既に出来上がっている素晴らしいものがあるので、より分かりやすく伝えるお手伝いみたいな演技というところで、普段とは違う演技に緊張しました」と、自らが役を演じるのとは違う種類の経験に、新鮮な気持ちで臨んだ様子。
さらに、作品にちなみ「自身の23歳のクローンが目の前に現れたらどうするか?」という質問には、「負けちゃいますね、若さに(笑)」とユーモアあふれる答えを返してみせた。
また、2人のウィルの吹替えを、江原正士と山寺宏一というレジェンド声優2人が演じることも発表されており、日本語吹替版にも注目が集まる本作。菅野は自身の声が入った完成作品はまだ観られていないとしながらも、「ものすごいおもしろいんです!新しい映像体験ができると思いますので劇場に足を運んで頂ければと思います!アン・リーすごい!ウィル・スミスもっとすごい!」と大興奮のコメントを寄せている。”ウィル・スミスVS若きウィル・スミス”という衝撃の対決を、字幕版と日本語吹替版の両方で鑑賞し、2度楽しんでみるのもおすすめだ。