TAKAHIRO、市原隼人の凄すぎる胸筋に「女風呂と間違えたかなって思いました」

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TAKAHIRO、市原隼人の凄すぎる胸筋に「女風呂と間違えたかなって思いました」

EXILEやロックバンド・ACE OF SPADESでの音楽活動はもちろんのこと、映画やドラマ、舞台などで俳優としても幅広く活躍するTAKAHIROが時代劇映画に初挑戦した『3人の信長』(公開中)の公開記念舞台挨拶が21日、TOHOシネマズ日比谷にて開催。TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳、坂東希、相島一之、前田公輝、渡辺啓監督が登壇した。

本作は戦国時代を舞台に、これまで様々な作品で取り上げられてきた戦国武将、織田信長の新たな姿を描いた前代未聞の時代劇エンタテインメント。永禄13年の「金ヶ崎の戦い」の最中、桶狭間の戦いで主君の義元を討ち取られたことの復讐に燃える今川家の元家臣の蒲原氏徳は、ついに織田信長を捕らえ、その首を斬ろうとしていた。しかしそこへ家臣と家来がそれぞれ別の織田信長を捕らえてやってくる。「我こそが真の信長だ」とアピールする3人と様々な手を駆使して本物を暴こうとする今川軍、3人の誇りをかけた嘘つき合戦が幕を開けることに…。

多くの俳優が演じてきた織田信長という役柄に挑んだことについてTAKAHIROは「誰もが知る戦国武将ですからね…。プレッシャーを感じていました」と吐露。そして隣の市原と岡田に目線を送りながら「でも2人がいらっしゃったので、僕は身を委ねながら楽しませていただきました」と語る。また市原も「信長を演じさせていただくのは恐縮です」とその役柄の大きさを明かし、岡田も「大役ですけど3人でやれるというのが大きかった」と3人それぞれの個性がまったく異なる信長像を作りだしたことをアピールした。

初共演となった市原と岡田の印象を聞かれたTAKAHIROは「衣装合わせでお会いした時にミーハー心が働いて『わ!本物だっ!』って緊張しました」と照れくさそうに笑い、「撮影が密なスケジュールで、朝早くから夜遅くまで。撮影現場も限られた中で、宿も一緒という合宿のような撮影でした」と撮影期間中の思い出を振り返る。そして「サウナに入ると隼人くんが腕を組んであぐらをかいて、静かに汗を流していたんです。でも胸筋がすごすぎて、一瞬女風呂と間違えたかなって思いました」と笑いを誘う。

それには市原も「いやいや…(笑)。ずっとスポーツしてましたから」と謙遜するものの、相島からは「胸筋だけじゃないよね、全部がすごい!」とさらなるタレコミが。すると「2人が良い体をしているので大変でした」と振り返る岡田から、劇中で3人揃って服を脱ぐシーンで「気付いたら2人は隠れてパンプアップもしていました」という2人のストイックさがわかるエピソードが明かされ、会場はさらに爆笑に包まれる。さらに「肉体美は2人に任せていました」と微笑む岡田は、2人について「コメディセンスがすごくて、人を笑かすのが上手い」と太鼓判を押していた。

舞台挨拶の終盤には、南蛮文化を取り入れた織田信長が日本人で初めてカステラを食べたという逸話にちなみ、和菓子の老舗である文明堂が公開を記念して製作した幅53センチ、高さ48.5センチ、厚さ5.5センチの巨大カステラが登場。あまりの大きさに興味津々のキャスト陣のなか、長崎育ちのTAKAHIROは「こんなに大きなカステラを見るのは初めてです」と目を丸くすると「長崎にいたときはカステラが主食でしたけど、こんなに大きなカステラは…」と、最後まで茶目っ気たっぷりな発言で会場を沸かせつづけていた。

取材・文/久保田 和馬

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