吉高由里子&横浜流星がダブル主演!『きみの瞳が問いかけている』の製作が決定
男女2人の究極の“無償の愛”を描く純愛映画『きみの瞳が問いかけている』が、吉高由里子と横浜流星をダブル主演に迎え製作されることが決定。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)や『フォルトゥナの瞳』(19)などを手がけた恋愛映画の名手である三木孝浩監督がメガホンをとり、2020年秋に公開される。
2011年に韓国で公開され、観客動員数130万人以上を記録した映画『ただ君だけ』の日本版リメイクとなる本作。不慮の事故で視力と家族を同時に失う悲劇に見舞われながらも明るく懸命に生きようと奮闘する女性と、かつて将来を有望視されたキックボクサーだったものの過去のある事件によって心を閉ざし、いまはバイトで食いつないでいる無口な青年の“純愛”模様を描く。
ひょんな勘違いから出逢い、次第に惹かれあっていく2人。だがある時、2人の過去の事件と事故の間にある驚愕の因果を知ってしまったことにより、青年は彼女の目の手術代を稼ぐため、また過去と決着をつけるために、高額な賞金が賭けられた不法な賭博試合のリングに再び立つことを決意する。
原作となっている韓国映画『ただ君だけ』は、純愛映画の金字塔としていまなお世界中に愛され続けているチャップリン不朽の名作『街の灯』(31)にインスパイアされて作られた作品。愛した盲目の女性へ、けっして報われることのない無償の愛を捧げ続ける男の生き様を描いた名作の神髄が、本作へと受け継がれている。
主演を務める吉高は、意外にも恋愛を主軸としたラブストーリー作品への出演は『僕等がいた』(12)以来となり、同作でメガホンをとった三木監督とは実に8年ぶりのタッグとなる。いっぽう2019年上半期ブレイク俳優ランキング堂々の1位という飛ぶ鳥を落とす勢いの横浜だが、実は空手の世界選手権優勝経験者という異例の肩書きの持ち主。今回キックボクサー役を演じるにあたりいまからキックボクシングの練習を開始し肉体改造中だといい、演技力だけではなく身体能力の高さもいかんなく発揮されることは間違いなく、注目が集まる。
三木監督も「この2人がどう化学反応を起こすのか?いまから本当に楽しみです」とコメントしている通り、本作が初共演となる2人に期待は高まるばかり。クランクインは10月中旬を予定しているということで、続報を心待ちにしたい!