エクソシストは実在した!ホラー映画の枠に収まらない衝撃の怪作は必見

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エクソシストは実在した!ホラー映画の枠に収まらない衝撃の怪作は必見

リンダ・ブレア演じる悪魔に取り憑かれた少女リーガンと神父との戦いを描いた傑作ホラー『エクソシスト』(73)。同作の公開を機に、エクソシスト(=悪魔祓い師)という言葉も一般的になったが、それは映画の中だけのものだと思っている人も多いはず。ところが、エクソシストは実在し、バチカン公認の職業であるという。科学の発達した現代において、そんな衝撃の事実を証明するのが3月19日(土)公開の『ザ・ライト エクソシストの真実』だ。

信仰を見失った1人のアメリカ人神学生マイケルが、バチカンでエクソシスト養成講座を受け、あるベテランのエクソシストであるルーカス神父と知り合う。そして、悪魔祓いの儀式を体験し、悪魔の存在を身をもって体験するようになるのだが。

この作品自体は基本的にはフィクションだ。だが、フリーのライター、マット・バグリオが、エクソシストとしての訓練を受けるためにローマにやって来たアメリカ人神父ゲイリー・トーマスに3年間の取材を試み、その体験を執筆した著書が基になっている。劇中で登場するようなエクソシスト養成講座は存在しており、本作にコンサルトとして関わっているゲイリー神父は現在も北カリフォルニアで実際にエクソシストとして活動している人物なのだ。

また、そんな本作で存在感を見せつけるのが、主人公に影響を与えるルーカス神父を演じるアンソニー・ホプキンス。『羊たちの沈黙』(91)では悪魔よりも恐ろしい殺人鬼ハンニバル・レクターを演じたことでも知られる彼が登場するだけで、緊張感が張り詰めた雰囲気に。しかも本作では…。ここから先は映画を見てのお楽しみということで、是非劇場に足を運んでもらいたい。【トライワークス】

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