ザック・エフロンが頭脳と容姿をかね備えた、稀代の殺人鬼に…『テッド・バンディ』12月公開
「ハイスクール・ミュージカル」シリーズや、『グレイテスト・ショーマン』(17)のザック・エフロンが主演を務める『テッド・バンディ』が12月20日(金)から日本で公開されることが決定。このたび、予告映像とポスター、場面写真が到着した。
日本以外の地域ではNetflixで配信され、日本のみ劇場公開となる本作は、“シリアル・キラー”の語源となったIQ160の頭脳と美しい容姿をもつ稀代の殺人鬼「テッド・バンディ」の実像を描く物語となっている。
1969年のワシントン州シアトルにあるバーで出会い、恋に落ちたテッド・バンディとシングルマザーのリズは、彼女の幼い娘モリーの3人と幸せな家庭生活を築こうとする。しかし、テッドが信号無視で警官に止められた際に道具袋を車の後部座席に積んでいたため、マレーで起きた誘拐未遂事件の容疑をかけられ逮捕されしまう。突然の事態に混乱するリズと、まったくの誤解だと説明するテッドだったが、次第にいくつもの事件の真相が明らかになっていく…。
リズ役には『トールキン 旅のはじまり』(公開中)のリリー・コリンズ、判事役を「RED」シリーズのジョン・マルコヴィッチが演じるなど、一流キャスト陣が集結している。
到着した予告映像では、ザック演じるテッドとリリー演じる恋人のリズが運命の出会いを果たし、幸せな家庭を築く様子から幕を開ける。しかし、その団らんとは打って変わってテッドは、シリアル・キラーの語源となった凶悪な殺人犯としての顔をみせていく。連続殺人犯のイメージを覆す美しい容姿と知性、雄弁さ武器に、司法、メディア、そして多くの女性たちを翻弄していくテッドがどんな凶悪な殺人を繰り広げてきたのか、その模様に戦慄が走る。
あわせて到着した場面写真では、テッドの美貌を捉えたものや、誘拐未遂事件の嫌疑をかけられ心配そうな表情をしたテッドとリズを描いたもの、そしてテッドのファンとなった女性たちが傍聴席を埋め尽くす異様な光景など、テッドの異常性とカリスマ性が垣間見える写真となっている。
さらに、本作の監督を手掛けたジョー・バリンジャーが、12月上旬に来日することも決定。 Netflixオリジナル配信作品の「殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合」でも監督を手掛け、徹底的にテッド・バンディを調べ上げたバリンジャー監督から、どんな秘話や発言が飛び出すのか注目せずにはいられない。
これまでの爽やかアイドルというイメージを脱却し、演技派俳優としての評価を高めるザック・エフロンがこれまでにない殺人鬼役を演じ新境地をみせる本作。ザックがみせる迫真の演技が恐怖をさらに高めることは間違いない!
文/編集部