ケイティ・ホームズ、スター誌を訴訟!出版社は強気で応戦へ
訴訟好きと言われているトム・クルーズの妻ケイティ・ホームズが、スター誌を名誉毀損で訴え、5000万ドルの損害賠償を求めた件について、同誌の出版社アメリカン・メディア社は謝罪するどころか法廷で争う意思を明らかにした。
今回、ケイティが訴訟に踏み切ったのは、1月発売のスター誌の表紙に、憂鬱そうな顔のケイティと一緒に「ドラッグショッカー、依存症の悪夢!トムから離れられない理由」という見出しをつけて発売されたため。
記事にはケイティが麻薬を使用しているとは書かれていないが、一般人がタイトルを見れば、麻薬依存症と取るのが自然で、ケイティの弁護士が「明らかに悪意があり、雑誌を売るために事実をねじまげるという詐欺行為が行われた。ケイティだけではなく、買い手を欺いたことは違法であり、法的裁きによって、嘘の情報を買ってしまった顧客にも(雑誌代を)返金するべきだ」と米テレビE!を通じて正式に声明を発表した。
これに対して、アメリカン・メディア社の広報は、同じくE!を通じて応戦する構えを表明。エンターテインメント・ウィークリー誌によれば、「スター誌の書いた記事が正しいものであることを、法廷で証明したいと思っています。我々が書いたのは、『ケイティは、サイエントロジーが発明したE-メーター(被治者をオーディングする際に使うもの)の使用現場に立ち会い、使用もしている』というものですが、それは事実です。会員たちの証言から、同機械が電流によって気分を高揚させたり痛みを和らげたりする効果を持ち、麻薬患者のように常習癖がつきやすいという証言も得ています。我々は、ケイティがこれについて法廷でどのような証言をするのか楽しみにしていますし、控訴が棄却されると信じています」と強気のコメントを出している。
確かにドラッグという言葉には、“麻薬”だけではなく“常用癖を作るもの”という意味もあるため、「麻薬を使用しているとは言っていない」という主張は通用してしまう。また、このままだとケイティが法廷でサイエントロジーとこの機械について証言する必要が出てくる可能性があるため、ケイティ側の今後の動向が注目されている。【NY在住/JUNKO】