A.B.C-Zの初主演映画『オレたち応援屋!!』の製作が決定!「楽しい作品を作っていきたい!」
昨年結成から10周年を迎えたA.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一)が、初めてグループ全員で主演を務める映画『オレたち応援屋!!』が製作されることが26日、日生劇場で上演中の東宝主催「ABC座『ジャニーズ伝説2019』」内でサプライズ発表された。
この日の公演後に行われた特別カーテンコールで、幕がかけられた大きな看板とともに登場したA.B.C-Zのメンバーに、会場に集まったファンからは大きなどよめきが。そして「応援屋が映画になります!」という掛け声とともに幕が外され、映画のタイトルがお目見えすると割れんばかりの大歓声が会場中を包み込む。
「(映画が)決まった感想とか一言言っていこうよ!」とメンバーに提案した塚田は、率先して「A.B.C-Zのファンの人の中には舞台版を見たことある人がいらっしゃると思いますけど、新しくなったことで、舞台を見た人も見れていない人も全員が楽しめる内容になっていて、観た後にはすごくいい気持ちになると思います!」と熱弁。河合から「感想じゃないじゃん!」とツッコミを入れられる一幕も。そして河合が代表して「『ジャニーズ伝説』が終わってすぐに撮影に入るので、楽しい作品を作っていきたいと思います!」と意気込みを語った。
メンバーそれぞれが舞台で主演を務めるなど、演技力と高い身体能力を活かした表現力の豊かさに定評のあるA.B.C-Z。塚田はSnowManと共演した『ラスト・ホールド!』(18)で映画初主演を務め、戸塚はジャニーズJr.が集結した『映画 少年たち』(19)に出演。橋本は『決算!忠臣蔵』(11月22日公開)が控えているなど、近年は映画でも存在感を発揮している。グループ5人での映画出演はこれが初めてのことで、河合と五関は本作で待望のスクリーンデビューを飾ることになる。
『オレたち応援屋!!』はA.B.C-Zが座長を務め、2012年より毎年行われている「ABC座」の第5作「ABC座2016 株式会社応援屋!!〜OH&YEAR!!〜」を原案に、依頼人からの要望で様々なことを全力で応援する“応援屋”のメンバーが、人々の夢を応援することに喜びを感じ日本中に笑顔を届けることを生きがいとしながら自らも成長していく物語。監督は『ホーンテッド・キャンパス』(16)の竹本聡志が務め、2020年の公開を予定している。続報に乞うご期待!
取材・文/久保田 和馬