中山美穂、豊川悦司が24年ぶりに岩井俊二作品で再共演!『ラストレター』追加キャスト発表
<スタッフ キャストコメント>
●中山美穂(サカエ役)
「いつかまた豊川さんとの共演はもちろんのこと、岩井監督作品に出演できたらいいなと思っていたので、今回声をかけていただき、とても嬉しかったです。 岩井監督は、普段とてもほんわかした感じの方ですが、現場に入るとスイッチが入り、少年のようにまっすぐで、独特の世界観があり、現場にいると異次元にいるような感覚になります。ですので、撮影現場はとても楽しいです。岩井監督とは、特に事前に役柄について話をしたりすることはないのですが、現場でのやりとりのなかで役を作り上げていく感じです。 豊川さんとは、今回共演シーンは少ないのですが、それでもいままでの2人の歴史があるので、短い共演シーンのなかでも積み重ねてきたなにかがスクリーンには映っているのではないかと思います」
●豊川悦司(阿藤役)
「『Love Letter』に通じるものがある今回の『ラストレター』で、岩井監督から声をかけていただけたことは、とても嬉しいですし、そしてなにより中山さんとまたこうして2人で出演できてとても嬉しいです。 今回、出演シーンは少ないですが、とても重要な役をいただいたので、どっぷり岩井監督の頭のなかに浸かるつもりで芝居しました。とても充実感のある現場でした。 中山さんは、冷凍保存されてきたみたいで(笑)、全然変わっていないです。もう少しご一緒にお芝居をしたかったです。それは、また次回に。20年後といわず来年くらいにでもご一緒したいですね」
●岩井俊二監督
「中山美穂さん、豊川悦司さん、3人が同じ現場というのは『Love Letter』以来でした。撮影は夏の盛りの仙台でしたが、なにかそこが冬の小樽で外は雪が降ってるような気分になりました。『ラストレター』と『Love Letter』が地続きの同じ世界の物語に一瞬思えました」
文/編集部