”既婚者”夏帆が、”昔の男”妻夫木聡と素肌をさらし求め合う…『Red』予告&ポスターが到着
「ファーストラヴ」で第159回直木賞を受賞した島本理生が2014年に発表し、賛否両論を巻き起こした同名小説を、第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞に輝いた『幼な子われらに生まれ』(17)の三島有紀子監督が映画化した『Red』(2020年2月21日公開)。このたび本作のポスタービジュアルと予告映像が解禁された。
本作は不器用な男と女の恋愛模様を描いた大人のラブストーリー。夫と娘と“なんも問題のない生活”を過ごしていた村主塔子(夏帆)は、かつて愛した男・鞍田秋彦(妻夫木聡)と10年ぶりに再会。ずっと行き場のなかった塔子の気持ちを少しずつほどいていく鞍田と、鞍田を愛することでいままで気付いていなかった本当の自分に出会う塔子。しかし鞍田には、ある秘密があった…。
このたび解禁された予告映像では、塔子と鞍田の激しい恋愛模様と、塔子を取り巻く男たちの姿が描かれている。“かつて激しく愛した男”である鞍田を中心に、塔子の本心を“見透かしてくる同僚”の小鷹(柄本佑)、塔子を愛するがゆえに“理想を押し付ける夫”の真(間宮祥太朗)。男たちがそれぞれの形で塔子へ向ける愛の眼差しの中、彼らにあまりにも残酷な秘密が突きつけられていく。
またあわせて解禁されたポスタービジュアルには、憂いを帯びた表情で見つめ合う塔子と鞍田の姿が、タイトルと同様に鮮烈な赤色の中に写しだされている。いまもっとも勢いに乗っている夏帆を中心に、妻夫木、柄本、間宮ら実力派俳優陣が繰り広げる新たな恋愛映画の到来に、期待は高まるばかりだ。
文/久保田 和馬
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