柳楽優弥と田中泯の“W北斎”の姿がお目見え!『HOKUSAI』特別映像が全世界同時解禁
数多くのアーティストに影響を与え、米LIFE誌が選ぶ“この1000年で偉大な業績を残した100人”に日本人として唯一選ばれた葛飾北斎。彼の知られざる生涯を描いた『HOKUSAI』が2020年初夏に公開。このたび本作の超ティザービジュアルと特別映像が全世界同時解禁された。
いまなお圧倒的な人気を誇りながらも、その人生は多くの謎に包まれている葛飾北斎。本作では傍若無人な振る舞いが災いし、食うことすらままならない日々を送る貧乏絵師だった北斎の波乱に満ちた“画狂人生”を描きだす。稀代の版元・蔦屋重三郎にその秘めた才能を見出され、一躍江戸を席巻する人気絵師になる北斎。しかし、次第に幕府の反感を招くことに…。
解禁された超ティザービジュアルでは、北斎の代表作として知られる「富嶽三十六景」の一図「神奈川沖浪裏」が描かれた襖とその隙間から絵と重なる位置に覗く富士山を背景に、情熱に満ちた鋭い眼差しで筆を構える、柳楽優弥演じる青年期の北斎の姿が写しだされている。
またあわせて解禁された特別映像では、葛飾北斎に関する驚きのエピソードの数々をポップなテイストの1分間に凝縮。英語・フランス語・中国語にも翻訳されているこの映像の終盤には、柳楽が演じる北斎と田中泯が演じる老年期の北斎、2つの時代の北斎が作品に向き合う様子も初お披露目。
来年2020年は、北斎生誕260周年の“HOKUSAIイヤー”。それに向けて始動した「HOKUSAI2020プロジェクト」をリードする本作は、すでに海外映画祭への参加や海外配給を視野に入れた全世界同時プロモーションを展開。今後も本作から目が離せなくなりそうだ!
文/久保田 和馬
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