広瀬すず「衝撃的なかっこよさ」とルパンにゾッコン!小林清志は「もう少し次元やらせて」と語り拍手浴びる
「ルパン三世」シリーズ初の3DCGアニメーションとなる『ルパン三世 THE FIRST』(12月6日公開)の完成披露舞台挨拶が11月11日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、栗田貫一、小林清志、浪川大輔、広瀬すず、藤原竜也、山崎貴監督が登壇。ヒロイン、レティシア役を演じた広瀬が「衝撃的なかっこよさ」とルパンにゾッコンになったことを明かすと、ルパン三世役の栗田は「私(のこと)じゃない」と言いつつ、大照れとなって会場の笑いを誘った。
1967年に「漫画アクション」にて連載がスタート、1971年にはテレビアニメ化され、誕生から50年以上経ったいまでも老若男女問わず人気を誇る「ルパン三世」を、23年ぶりに長編アニメーション映画化した本作。初代ルパンが唯一盗むことに失敗した秘宝“ブレッソン・ダイアリー”をめぐる、お宝争奪戦を描く。声優陣にはレギュラーシリーズのキャストが集結。71年のアニメシリーズ開始から次元役を担当している小林は「次元大介を担当しております」と口火を切り、「もう少しね、次元大介をやらせていただきたいと思います」と語り、会場から大きな拍手を浴びていた。
初の3DCGアニメ版が完成したが、栗田は「2年半くらい前に声を入れさせていただいた」と告白。「作業されている方からいろいろと話を伺いましたら、1週間に7秒しか進まないと。2年半かかって、やっとここにたどり着いた」と感無量の面持ちを浮かべつつ、「すごいですよ!こんなふうになるんだと驚きました。この作品を残せるのは名誉」と完成作を大絶賛していてた。
ルパンとのシーンも多かったという広瀬は、「横に本当にルパンがいると思って!本物だ!という気持ちだった」と喜びをあふれさせると、栗田は「僕も横にすずちゃんがいる!と思って。ざまあみろ、浪川と思いながら」とニッコリ。浪川が広瀬と初対面だと明かすと、小林も「俺も初めてだよ。よく(テレビなどで)見ております」と続くなど、息のあったやり取りで会場を笑わせた。
アフレコは「ドキドキどころじゃなかった。自分がこの作品に入ることはおこがましいなと思いながら、楽しかったですが、ドキドキしていました」と緊張したという広瀬。完成した作品を観て、ルパンがかっこよすぎて結婚したいとも思ったそうで、「衝撃的なかっこよさ」とルパンにゾッコン。栗田は「照れるから、横を向けない」と赤面していた。
取材・文/成田 おり枝