今年も貴重な展示が盛りだくさん！「東京コミコン2019」の見どころをチェック＜写真21枚＞

本日11月22日から幕張メッセ国際展示場9-11ホールで、世界最大のポップカルチャーの祭典“東京コミコン”こと「東京コミックコンベンション2019」が開催。初日から悪天候にもかかわらず映画やアメコミ、海外ドラマなどあらゆるポップカルチャーを愛する大勢のファンが会場に詰めかけ大盛況となっている。

マーベルの名誉会長で昨年11月にこの世を去ったスタン・リーと、アップルの共同創業者で“テクノロジーの王”と呼ばれるスティーブ・ウォズニアックの出会いによって実現したこの「東京コミコン」は、2016年に初めて開催され今年で4回目。年々出展者数や来場者数は右肩上がりとなり、昨年は3日間で過去最高となる来場者数63146人を記録した。

今年の「東京コミコン2019」でも様々なステージイベントをはじめ、クリス・ヘムズワースやルパート・グリント、オーランド・ブルームといった、例年にも増して豪華な顔ぶれのセレブリティゲストが多数来日。さらに出展者ブースでの展示や、コミコン会場でしか入手できないグッズの販売はもちろん、なかなか見ることができない映画で実際に使用された衣装等の展示も見どころのひとつとなっている。

出展者ブースの中でも大きな盛り上がりを見せているのは、毎年恒例となっている「マーベル/スター・ウォーズ」ブース。「スター・ウォーズ」側ではまもなく公開される最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日公開)に向けて、これまでのシリーズ作品のポスターコレクションや、ストームトルーパーの展示が。

そして「マーベル」側では今年設立から80周年を迎えたマーベル・コミックを祝し、日本が誇る人気マンガ雑誌「少年ジャンプ」のWebマンガ誌「少年ジャンプ＋」とコラボした展示や、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバース作品のポスターも展示。さらにファン垂涎のアイテムばかりが揃ったポップアップストアも併設されているので、そちらもチェックしてほしい。

また『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』(12月4日ブルーレイ＆DVDリリース/デジタル先行配信中)や『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(12月13日公開)などの話題作が相次ぐソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのブースでは、ソニー・ピクチャーズ傘下のスタジオ「コロンビア映画」の設立95周年を記念し、同社の軌跡を振り返る充実した年表の展示が。まさに映画ファンにはたまらない空間となっている。

さらに来年『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』(2020年3月20日公開)や『Wonder Woman 1984(原題)』の公開が控えるワーナー・ブラザース ジャパンのブースではハーレイ・クインやワンダーウーマンのコスチュームを身にまとったコンパニオンが迎えてくれるほか、撮影会やじゃんけん大会などが複数回開催。他にも様々な作品のブースやポップアップストアが並び、1日だけではすべて回りきれないほどの充実ぶり。

そして会場の中央の展示エリアには、現在正統続編が公開中の『ターミネーター2』(91)の撮影で実際に使用されたバイク「ファットボーイ」と「ホンダXR100R」をはじめ、「ダークナイト」シリーズで登場したバッドポットやバットモービル、『スピード』(94)に登場したあのGM社製バスの実車など、様々な映画に登場するアイテムが多数展示されている。

他にも個人アーティストの出展エリアや毎年人気を博すフードエリア、キッチンカーエリアもあるので、様々な形で楽しめること間違いなし。あいにくの雨模様となり寒さが一層増したこの週末。是非とも幕張メッセに足を運び、晩秋の寒さを吹き飛ばすほどの熱気を体感してみてはいかがだろうか。「東京コミコン2019」は幕張メッセ国際展示場9-11ホールにて、11月24日(日)まで開催中。

取材・文/久保田 和馬