生アフレコも披露!『ヒロアカ』声優山下大輝、岡本信彦の「東京コミコン2019」登壇レポート
原作コミックは累計発行部数2100万部を超え、海外でも絶大な人気を誇るテレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」のトークイベントが、11月22日~24日にかけて幕張メッセで開催された「東京コミコン2019」で行われた。
イベントに登場したのは、アニメで主人公の緑谷出久の声を担当する声優の山下大輝と、爆轟勝己の声優を務める岡本信彦の2人。初めて「東京コミコン」のステージに立った感想を聞かれると、岡本は「声優がここに立てるなんて…オーランド・ブルームさん、ジュード・ロウさんの横に我々の名前が…!」と興奮を隠せない様子だった。
ヒーローを目指し成長する高校生たちの姿を描いたこの作品は、2016年に始まったテレビアニメがすでに4期目に突入。キャラクターたちの変化についてMCから質問が飛び出すと、山下は「(デクは)最初は無個性から始まって、己の道筋みたいなところをやっと掴み始めているのかなというのが、ここ最近です」と語り、岡本は「ある意味、マイルドになったというか、かわいらしく見えてきた部分が多々あるのかなと」とコメント。
そして話は現在放送中のインターン編へ。山下が「いままでとはテイストが結構違う。学生がプロとして働く現場を描いているので、大人な話で結構ヘビーかなと思います。演じていてもシリアスな回だなと思っていて、ピリピリしたアフレコ現場でもありましたね」と裏側を明かす一方で、岡本は「爆轟は(ヒーローの仮免)試験落ちているので、インターンに行けない。だから出番がないんですよ!」と吐露し、会場の笑いを誘っていた。
12月20日(金)からは『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』も公開。1年A組の20名が全員集合している本作から、注目キャラクターを問われると、山下は「活躍の仕方が彼らしい」と峰田をチョイス。岡本は敵のナイン、キメラを選び、「全員共闘にふさわしい、乗り越えるべき存在として描かれている」という理由を語った。
さらにステージに登場したキャラクターの動きに合わせた生アフレコも披露し、記念撮影をするなど、盛りだくさんの内容となった本イベント。最後は会場全体で「さらに向こうへ、PLUS ULTRA」と決め台詞を揃え、大盛況でステージは終了した。
取材・文/トライワークス