愛人と別れるためニセ夫婦に…大泉洋&小池栄子W主演『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』予告が到着!
今年で生誕110年を迎えた昭和の文豪、太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」が喜劇として生まれ変わった『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』が2020年2月14日(金)から公開される。このたび、W主演を務める大泉洋と小池栄子が、共演の水川あさみ、橋本愛、緒川たまき、濱田岳、松重豊ら実力派キャスト陣との絶妙な掛け合いをみせる予告映像が到着した。
劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチにより生みだされた戯曲「グッドバイ」を、『八日目の蟬』(11)で第35回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した成島出監督が映画化した本作。戦後の混乱から復興へ向かう昭和のニッポンで文芸雑誌の編集長を務める田島周二(大泉)は、何人もの愛人を抱えているが、このままではいけないと愛人たちと別れる決心をする。しかし、優柔不断な田島は別れを切りだすことができずにいるため、金にがめつい担ぎ屋のキヌ子(小池)を女房役として雇うことにする。田島は女と別れるため、キヌ子は金のため、2人の“嘘(にせ)夫婦”の企みがはじまる…。
到着した予告映像では、嘘の夫婦を演じることになった田島とキヌ子が愛人たちと会い、お別れをしていく様子が映しだされている。緒川演じる花屋の青木保子、橋本演じる挿絵画家の水原ケイ子、水川演じるクールな医師の大櫛加代と、一癖も二癖もありそうな愛人たちと嘘夫婦の2人が出会い、別れる計画を進めようとするが、木村演じる疎開中だった正妻の田島静江が現れたことで様子は一変。田島とキヌ子の関係に変化が生じはじめる。濱田演じる、成金へと変貌した清川や、松重演じる連行が豪快に笑う様など、個性あふれるキャラクターたちも加わっており、爆笑必至の物語がどのような着地を迎えるか期待のかかる映像となっている。
太宰治が書き記した未完の遺作が70年以上の時を経て生まれ変わった本作。実力派キャスト陣とスタッフが贈る人生喜劇に、笑いと涙があふれることは間違いなさそうだ。
文/編集部