声優初挑戦の松平健「自立させるには時には突き放して見守ることも大切」と父親心をのぞかせる|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
声優初挑戦の松平健「自立させるには時には突き放して見守ることも大切」と父親心をのぞかせる

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声優初挑戦の松平健「自立させるには時には突き放して見守ることも大切」と父親心をのぞかせる

京極夏彦の小説「豆腐小僧双六道中ふりだし」を原作に、深田恭子、武田鉄矢らが声優を務めるアニメ映画『豆富小僧 3D版』(4月29日公開)の親子試写会が4月9日、ワーナー・ブラザーズ映画試写室で行われ、声優の松平健が登壇した。

劇中で、豆富小僧の父である見越し入道の声を務めた松平は、会場に集まった子供たちに「見越し入道は怖くなかったですか?」と、恐る恐る質問。今作では声優初挑戦となり、普段のお芝居と比べ、「キャラクターの表情に合わせてお芝居をするというのが難しかったです」と、苦労したようだ。アフレコ収録時を振り返り、「昔は見越し入道のようなカミナリ親父が多く、子供の頃、自分も豆富小僧のように怒られていたことを思い出しました。自分もたまに4歳の子供に見越し入道のように怒ってしまいます」と、私生活での姿をのぞかせた。

劇中のお気に入りシーンを問われ、「昔から『可愛い子には旅をさせろ』とよく言うように、(子供を)自立させるためには時には突き放して見守ることも大切だと思います。助けが必要な時はもちろん手助けしますが、そういう絆やつながりを感じさせてくれるシーンがすごく良いと思います」と、父親心がうかがえるコメントをした。親子で楽しめる本作に、松平は「子供の純粋さや親子の絆を感じることのできる映画だと思います」と、魅力を紹介。自身の子供とは本作公開後、映画館へ一緒に見に行くそうだ。【Movie Walker】

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