年末年始恒例!胸アツ映画が一堂に会する“見逃した映画特集”の季節が2019年もやってきた!
2019年も残りわずかとなり、「今年のベストムービーはなんだろう?」と振り返りたくなる今日この頃。そんな時に「話題作を見逃してしまった!」と悔しい思いをしている映画ファンに打ってつけな、すでに公開が終了した作品の“見逃し”上映が、今年も都内各所で開催される。
好評開催中!新文芸坐の「シネマ・カーテンコール2019」
池袋にある新文芸坐で恒例となっている「シネマ・カーテンコール」もその1つ。今年は既に開催中だが、クリスチャン・ベール主演の西部劇『荒野の誓い』(17)や、オカルト好きの少年たちが危険に足を踏み入れる青春ホラー『サマー・オブ・84』(17)、インドのムンバイでメイドとして働きながらファッションデザイナーになる夢を抱く女性を描く『あなたの名前を呼べたなら』(18)など、映画好きをうならせた作品が出そろっている。
もはや名物の域!アップリンク渋谷の「見逃した映画特集 2019」
ここ数年、年末年始には欠かさず「見逃した映画特集」を開催しているアップリンク渋谷。毎年、タイミングが合わずに観られなかった大作から公開規模がそもそも少ないインディーズ作品まで、かゆいところに手が届くほど手厚く上映している。今年は、満席回が多く上映拡大に至った岸井ゆきの&成田凌共演の『愛がなんだ』(19)や、第91回アカデミー賞で作品賞を含む3部門を獲得した『グリーンブック』(18)、稲垣吾郎主演の『半世界』(18)や、上映に際して一部で物議を醸したドキュメンタリー『主戦場』(18)など、様々なジャンルの33作品を上映していく。
2年目も話題作が盛りだくさん!アップリンク吉祥寺でも「見逃した映画特集」を開催
昨年オープンし、先日めでたく2年目に突入したアップリンク吉祥寺。今年も12月27日(金)から1月23日(金)まで、56作品を上映する。ラインナップには、犯罪を繰り返す美少年の運命を描く『永遠に僕のもの』(18)や、今年公開から50周年を迎え新作も控える国民的人情コメディ『男はつらいよ』(69)、報道メディアの闇に切り込みロングランヒットとなった『新聞記者』(19)など粒ぞろい。また7時間18分という驚異の上映時間が目を引く『サタンタンゴ(94:4K デジタル・レストア版)』もありながら、豊田利晃監督が自身の体験を基に描いた16分の短編『狼煙が呼ぶ』まで登場する充実ぶりだ。
冬休みの時間をどう使うか迷っているなら、こんな個性的な作品をスクリーンで楽しんでみてほしい。
文/トライワークス
期間:12月26日(木)まで
http://www.shin-bungeiza.com/
■見逃した映画特集2019
期間:12月27日(金)~2020年1月23日(木)
アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺
https://shibuya.uplink.co.jp/tag/minogashita2019
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